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レディー・ガガは2016年発表の『ジョアン』に続く新作を作ることがメンタル・ヘルスの問題を乗り越える手助けとなったと語っている。

2月28日に最新シングル“Stupid Love”を公開したレディー・ガガはアップル・ミュージックのゼイン・ロウのインタヴューで、まだタイトルの発表されていない通算6作目の制作経緯について語っている。

『ジョアン』の制作と“Stupid Love”の制作の比較について訊かれたレディー・ガガは次のように応じている。「今回はもっと『聞いてくれる? 実を言うと、3分ほど泣いちゃったの。この曲はそういうところからできてる。そういうものにしたいの』って感じでね」

「だから、すごくリアルで、すべての機材の面でも楽器の面でもアーティストとしての考えも、音楽や音楽体験をウォール・オブ・サウンドのように見ているの。すべてのシリンダーが火を吹いているのよ」と彼女は続けている。「それが嬉しいの。だって、『死んだように感じている時でさえ、まだすべてのシリンダーから火を出せる』と思えるから」

レディー・ガガはアルバムの制作を手助けしてくれたソングライターやプロデューサーがいかに重要だったかについて説明している。

「私の自宅のスタジオでたくさんの曲を作ったわ。フランク・ザッパの昔のスタジオだった家があるんだけど、ライヴ・ルームがある大きなスタジオで、素晴らしいの。私が上の階のベランダや外のキッチなんかにいると、ブラッドポップがやってきて、『さあ、来てくれよ。もう十分だろ。ベランダを離れるんだ』と言ってきてね。私は泣きながら『つらいの。悲しいのよ。塞ぎ込んでいるの』と言って、『分かるよ。今は僕らで音楽を作るんだ』と彼が言ってくれて、それで降りていって、書いたのが“Stupid Love”だったの」

レディー・ガガの復帰シングルは初めてブラッドポップ、チャミ、マックス・マーティンと作曲してプロデュースされた楽曲となっている。「この曲ではちょっとマックス・マーティンとも仕事をしたの。彼は素晴らしいプロデューサーよ」とレディー・ガガは語っている。「彼とはやったことがなかったけど、私はずっと『自分で曲を書いて、自分でプロデュースするから、マックス・マーティンと仕事をする必要なんてないわ』という感じだったの。でも、くだらないことは止めて、少なくとも彼と会ってみることにしたの」

レディー・ガガは「毎日、彼らが示してくれた愛の量といったらすごかったわ」と語っており、特にブラッドポップとチャミは初めて無意識で曲を書いてみるように刺激してくれたとしている。

「どう違ったか分かる? そんなに自問自答しなかったの。分からないけど、すごくリアルで、正直なのよ。基本的に何かを書いてみて、口に出して、4分もかからないんだけど、『これだわ』と思ったの」

レディー・ガガの通算6作目となるアルバムのリリース日はまだ発表されていない。

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