ジュリアン・レノンは最近発見されたガンへの恐怖について語り、「内心はうろたえている」と心境を明かしている。
ジョン・レノンとシンシア・レノンの間の子どもで、ミュージシャンのジュリアン・レノンは現地時間2月2日に行ったフェイスブックへの投稿で死への恐怖を明かしている。
「問題は時間ならあると思っていることなんだ」と彼は投稿を始め、2020年については「母親が亡くなってから5年も経たないなか、大変な1年を過ごしてきたけれど」前向きなものを感じていたと説明している。
しかし、ジュリアン・レノンはロサンゼルスの皮膚科医を訪れたことでその見解は変わることになったと述べている。「頭に小さな腫瘍があるのに彼女は気づいたんだ。それは57年間にわたって母斑と共に抱えていたほくろなんだけどね」と彼は記している。「でも、今回、ちょっと様子が変だったんだ」
「彼女に生体検査を2日前に受けるように言われてね、僕は受け入れたんだけど、24時間後に分かったことと言えば、それが悪性のガン腫瘍だったことで、彼女のススメは直ちにそれを摘出するというものだった。それが今日起こったことだったんだよ」
摘出されたほくろは更なる検査に回されて、その結果は来週分かることになると彼は続けている。「歓喜の瞬間から、ずっと死ぬかもしれないという恐怖の感情に変わったことがどんな感じかは言葉にできないよ」と彼は述べている。「今も内心はうろたえているんだ。でも、僕の信念は強靭だよ」
彼はフォロワーに向けて健康をチェックすることを促し、「できるだけ健康診断はやったほうがいい」と述べている。「人生は短いんだ。自身の健康に無知なことで人生を短くしないでくれ」と彼は綴っている。
ジュリアン・レノンが最後にリリースしたアルバムは2011年発表の『エヴリシング・チェンジズ』となっており、以降は2016年発表の“Saltwater 25”など、独立したシングルをリリースしている。
一方。ジョン・レノンの死から39年を迎えたことを受けてオノ・ヨーコは追悼の意を表している。「愛する人を失うのは胸に穴の空くような体験です。39年が経ってもショーンとジュリアンと私は彼のことをなお惜しんでいます。すべての人々が平和に暮らせることを想像してみてください。ジョン・レノンが1980年12月8日に亡くなって以降、アメリカでは銃で140万人を超える人々が亡くなっているのです」
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