ビリー・アイリッシュは新たなインタヴューで先日のグラミー賞受賞について語り、「ベッドルームで音楽を作っているキッズにとっては喜ばしいこと」だと語っている。
ビリー・アイリッシュは先月のグラミー賞授賞式で主要4部門を独占した初の女性アーティストとなっており、最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞のほか、最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞も受賞している。
『ヴォーグ』誌の新たなインタヴューでビリー・アイリッシュはあの日の受賞について振り返り、音楽業界で物事を成し遂げる上で、特に音楽制作において、より幅広い形になり始めたと語っている。
「あれはクレイジーだったわ」と彼女はグラミー賞受賞について語っている。「強いて言えば、あれはベッドルームで音楽を作っているキッズにとっては喜ばしいことよね。スタジオを使えるお金を持っていないキッズにとってという点で、私たちは前に進んでいるのよ」
ビリー・アイリッシュは続けて兄のフィニアスとベッドルームでデビュー・アルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』を制作したことについて語り、「正式な」スタジオでの制作は縁遠いものだったと語っている。
「私たちはスタジオが嫌いなの」と彼女は語っている。「陽の光を見るのが好きじゃないし、妙な匂いがするのも好きじゃないし、レコーディング・ブースも好きじゃない。離れて、1人で歌うのがイヤなの。最初は『誰々と誰々とスタジオに入ろう』なんてことばかり言われたわ」
「それでスタジオに入って、プロデューサーとかソングライターとかアーティストとかと一緒にやって、それもよかったけど、私とフィニアスだけでやったときのようなことにはならなかったの」
「それもあって私たちはやり続けようと思ったの。1週間ほど前に来て、彼がコンピューターをセッティングして、そこでレコーディングするのよ」
先日、ビリー・アイリッシュは今年のアカデミー賞授賞式でパフォーマンスを行うことが発表されている。
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