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リンキン・パークのチェスター・ベニントンの妻であるタリンダ・ベニントンは320チェンジズ・ディレクションの一環として2020年に新しいフェスティバルを開催することを発表している。

320フェスティバルはロサンゼルスのL.A.ライヴで5月9日に開催されるとのことで、メンタル・ヘルスの問題に対する認知向上を第一の目的としたものとなっている。

一夜限りのイベントは地域のフェスティバル、メンタル・ヘルスの問題についてのトーク、チャリティ・コンサートという3つのパートで構成される。イベントは参加者に自身のメンタル・ヘルスのケアやそうした問題を抱える愛する人への接し方などを提供するという。

タリンダ・ベニントンは2017年にチェスター・ベニントンが深刻な鬱との闘いの末に自殺したことを受けて、メンタル・ヘルスの問題を提唱する活動を続けている。

ミュージシャンやコメディアンがチャリティ・コンサートには出演する予定で、ラインナップは2020年3月9日に発表される。

ワープト・ツアーの創始者であるケヴィン・ライマンもイベントに出演するとのことで、報道陣からの質問に答えるほか、メンタル・ヘルスや中毒の問題について語るパネル・ディスカッションにも参加するという。

イベントのウェブサイトによれば、320フェスティバルの収益はすべてギヴ・アン・アワーやイベントを支援するNPOに寄付される。

「私たちは黙ったまま、苦しんでいる人を助ける力を持っているのです」とウェブサイトの声明には書かれている。「私たちは身体的な健康と同じくらい精神的な健康も重要であることを認識するべきです。私たちが行動を起こして、私たちが変化となるのです」

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