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ジャーヴィス・コッカーは自身の2006年発表の楽曲“Running the World”をクリスマス週に1位にしようという運動に言及している。

「Cunts are still ruling the world(バカどもが今なお世界を支配している)」という一節を含む“Running the World”は、先日の保守党政権による選挙での勝利を受けて「包括性、抗議、愛、受け入れ、やさしさ」を広げるためにマイケル・ホールとダーシー・モリナによってチャートの1位にしようという運動がフェイスブックで立ち上げられている。“Running the World”はアルバム『ジャーヴィス』にシークレット・トラックとして収録されている。

今回、ジャーヴィス・コッカーはインスタグラムでこの運動に言及して、この運動を支持している人々に感謝を伝え、希望のメッセージを送っている。

「なんて不思議な数日間だったんだろう!」と自身に雪が降るGIF動画に添えて、ジャーヴィス・コッカーは述べている。「クリスマスに“Running the World”を1位にしようとする運動に携わってくれたすべての人に大きな感謝を伝えたいよ。最高だよね」

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What a strange couple of days! I just want to say a very big thank you to everyone involved in this campaign to get “Cunts Are Still Running The World” to #1 for Xmas. What a lark! I’m so proud that people have chosen the song as a means of protest against the social, political & environmental situation we find ourselves in. We’ve been playing this song at the recent JARV IS… shows & I often sing “but not for long” at the very end. I truly believe that, as long as we don’t give up, that is true. These are cold, hard times but initiatives like this campaign make me feel all warm & hopeful inside. Christmasy even. All proceeds go to Shelter too – so it’s also doing some practical good. All being well we should have a musical Christmas pressie to share with you later today or tomorrow. It’s another way of saying thanks. Keep the faith x #jarvis4xmas #shelter #butnotforlong #letsdothis

@ jarvisbransoncockerがシェアした投稿 –

投稿は次のように続いている。「僕らが自分たちのいる社会的/政治的/環境的状況に対する抗議として、この曲をみんなが選んでくれたことを誇りに思っているよ。最近のジャーヴィスの公演でもこの曲を演奏したんだけど、最後に『でも、長くは続かない』と歌ったりもしているんだ。僕は本当にそう信じているんだよ。諦めなければ、本当になるってね。今は寒く厳しい時期だけど、今回のような動きが起こったことは、あたたかいものや希望のようなものを感じさせてくれるんだ。クリスマスっぽいけどさ」

ジャーヴィス・コッカーはシングルの収益がUKのホームレス支援団体であるシェルターに寄付されると述べている。

運動を立ち上げたロンドンに住む41歳のマイケル・ホールは『NME』に次のように語っている。「僕らはまだ負けたわけじゃないとみんなに知ってもらうことはいいことなんじゃないかと思ったんだ。今やこの国が世界の目からみればジョークのようになっていることは分かっているけど、賛同していない人もたくさんいるわけでね。僕らは包括性、抗議、愛、受け入れ、やさしさについて言っているんだ。これはヒッピー的な戯言なんかじゃない。アイドルズのジョーの言葉を借りれば、パンク・ロックなんだ」マイケル・ホールはこの運動が「選挙後の落ち込み」から生まれたと語っている。

オフィシャル・チャート・カンパニーによれば、この曲は週半ばの速報で87位となっているが、トップ40とのセールス差は5000枚となっていて、スポティファイの担当者によれば、先週月曜日からのこの曲の再生回数はUKでは19182%、アメリカでは1100%の上昇を見せているという。

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