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ザ・ビートルズやザ・ローリング・ストーンズを初め、1960年代のカルチャーにおける絶頂期を撮影してきた写真家のテリー・オニールが亡くなった。享年81歳だった。

以前より前立腺ガンと診断されていたテリー・オニールだが、先月、その写真による貢献が認められてバッキンガム宮殿でケンブリッジ公ウィリアム王子からCBE(コマンダー)の勲章を授与されている。

テリー・オニールの訃報はアイコニック・イメージズのスポークスウーマンによって発表されており、彼女は次のように述べている。「沈鬱な心持ちとともに、アイコニック・イメージズはコマンダーのテレンス・“テリー”・オニールが亡くなったことを発表致します」

「テリーは優秀で、頭の回転の早い、魅力に満ちた人物でした。彼の寛大さやその謙虚さは、幸運にも彼を知る機会や共に仕事をする機会に恵まれた方々が証明してくれることでしょう」

「1960年代末を象徴する写真家の1人として、彼の伝説的な写真の数々はこれからも私たちの記憶や心、頭の中に残り続けることでしょう」

テリー・オニールは音楽や芸術、映画界の多くの著名人との仕事で知られており、ライザ・ミネリやオードリー・ヘプバーン、元英国首相のウィンストン・チャーチル、フランク・シナトラ、エイミー・ワインハウス、エルトン・ジョンらの写真を撮影してきたほか、エリザベス女王を初めとしたイギリス王室の写真撮影も手掛けている。

テリー・オニールは今年8月に行った『ガーディアン』紙とのインタヴューでザ・ビートルズの写真撮影を依頼された当時を振り返り、次のように語っている。「編集者からアビイ・ロード・スタジオでザ・ビートルズという『小さなバンド』を撮影しに行くように頼まれた時のことを覚えているよ。そのことが後のストーンズとの仕事に繋がったんだ」と彼は語っている。

テリー・オニールは3人の子供と妻のラレイン・アシュトンを残して亡くなっている。

テリー・オニールは同じ『ガーディアン』紙とのインタヴューの中で、デヴィッド・ボウイについて自身にとっての「創作活動におけるミューズ」だったと振り返り、「チャーミングであたたかい」人物だったと評している。「彼はエイリアンのようにも、女性のようにも自分を見せることができたんだ」と彼は述べている

「彼はやることなすことが予測不能で、いつだって楽しかったよ」

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