マイ・ケミカル・ロマンスは6年ぶりとなる再結成を発表したことを受けて米『ビルボード』誌の複数のチャートにランクインを果たしたことが明らかになっている。
マイ・ケミカル・ロマンスは現地時間10月31日に12月20日にロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで再結成ライヴを行うことを発表しており、チケットは即完している。その後、2020年3月に開催されるダウンロード・フェス・ジャパン2020に出演することも発表されている。
米『ビルボード』誌によれば、マイ・ケミカル・ロマンスは再結成を発表したことを受けて現地時間11月9日付の同誌の複数のチャートにランクインを果たしているという。
最も顕著なのは歌詞検索サイト「リリックファインド」が提供している歌詞の検索回数のランキングでマイ・ケミカル・ロマンスは同日付のアメリカ版のランキングで10曲がランクインを果たしているという。
「リリックファインド」によれば、マイ・ケミカル・ロマンスは再結成の発表を受けて検索回数が376%上昇した“Welcome to the Black Parade”が同チャートの5位にランクインしているほか、検索回数が259%上昇した“Helena”が10位にランクインしているという。バンドは同チャートのグローバル版でもランクインを果たしており、“Welcome to the Black Parade”と“I’m Not Okay (I Promise)”がそれぞれ18位と22位にランクインしているという。
また、バンドは再結成を受けてソーシャル・メディアでの人気を測定するチャートである「ソーシャル50」でも41位にランクインしており、アルバム『ザ・ブラック・パレード』の再発を発表した2016年8月以来の復帰を果たしている。米『ビルボード』誌によれば、マイ・ケミカル・ロマンスはこの1週間の間でウィキペディアのページに2万5000回アクセスされ、ツイッターで新規に5万9000人のフォロワーを獲得しているほか、バンドのハンドル・ネームに宛てたツイートが4万件投稿されたという。
一方で、マイ・ケミカル・ロマンスは現地時間10月31日に再結成を発表したことを受けてバック・カタログの売り上げと再生回数も急上昇を見せているといい、現地時間10月24日から31日までの集計でもその上昇は明白だという。
米『ビルボード』誌によれば、バンドは同集計期間内にアルバム単位での売り上げが12%上昇したとのことで、前週比から21%上昇して2000枚を売り上げたアルバムを含む、7000枚相当を売り上げているという。
また、バンドはダウンロード販売でも33%の上昇を見せて2000枚を売り上げているほか、ストリーミングでの再生回数も10%上昇して1140万回再生されている。
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