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グレイス・ジョーンズはサウスバンク・センターで開催される2020年のメルトダウン・フェスティバルのキュレーターを務めることが発表している。

来年のメルトダウン・フェスティバルは6月12日から21日にわたって開催される予定で、グレイス・ジョーンズはこれまでフェスティバルのキュレーターを務めてきたデヴィッド・ボウイ、ヨーコ・オノ、パティ・スミス、ニック・ケイヴ、リー・スクラッチ・ペリー、M.I.A.、ザ・キュアーのロバート・スミスといった輝かしい名前に加わることになる。グレイス・ジョーンズは今年のフェスティバルをキュレーションしたナイル・ロジャースからその座を引き継ぐことになる。

グレイス・ジョーンズは過去にメルトダウン・フェスティバルに出演したこともあり、ジャーヴィス・コッカーがキュレーターを務めた2007年にニック・ケイヴ、シェイン・マガウアン、ピート・ドハーティ、ジャーヴィス・コッカーと共演を果たしている。また、グレイス・ジョーンズは翌年、マッシヴ・アタックがキュレーターを務めた年にロイヤル・フェスティバル・ホールで2時間のステージを披露している。

キュレーターという自身の立場についてグレイス・ジョーンズは次のように語っている。「来年のメルトダウン・フェスティバルをキュレーションできるなんて光栄だわ。回を重ねるにつれて、このフェスティバルはそのカラフルな羽を広げて、キュレーターにとって他では見ることの出来ない多くの多様な才能を一つにすることができるものとなっているの」

「そろそろ私がメルトダウン・フェスティバルのキュレーターを依頼される頃だと思うけど、みんなはどう思う?」

サウスバンク・センターのコンテンポラリー・ミュージックの責任者であるベンギー・ユニサルは次のように続けている。「メルトダウンは我々の時代の最も偉大な音楽的影響力を持つ人物の脳内に迫る類を見ない入り口を提供しています。グレイス・ジョーンズが他の誰とも違うのは明らかでしょう」

「彼女は私に自分自身を表現し、なりたいものにはなることができ、世界がなんと言おうと恐れなくていいと感じさせてくれた最初のアーティストでした。彼女は執拗なまでの独自性を持ったヴィジュアルと共に、真にアイコニックと言える数少ないアーティストの1人です。2020年のメルトダウンで我々と共に彼女がそれを共有してくれることを心から光栄に思います」

ナイル・ロジャースは今年のメルトダウン・フェスティバルをキュレーションするにあたって次のように語っていた。「メルトダウンをキュレーションするのに、新旧の自分のお気に入りのアーティストによるコンサートのプレイリストを作ってるんだ」

「ジャングルや偉大な友人であるジョニー・マーを新人のアーティストであるケロ・ケロ・ボニト、アナイス、ナカネといったラインナップに加えることができて光栄だよ。これまでに発表されていたユーリズミックス・ソングブック、ココロコ、ソフィー、シックといった素晴らしいアーティストと共に、どの夜も特別なものになるよ」

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