ミッシー・エリオットは8月にリリースした最新EP『アイコノロジー』より新進気鋭のR&Bシンガーであるサムワンが参加した“DripDemeanor”のミュージック・ビデオが公開されている。
ミッシー・エリオットとデレク・ブランクスが共同で監督を務めた鮮やかなこのミュージック・ビデオにはテヤーナ・テイラーも出演しており、同作より先駆けて公開されていた“Throw It Back”のビデオの時と同様、彼女はツアー・ガイドとして、ミッシー・エリオットの肖像画の前で彼女のキャリアを好奇心旺盛な少女に解説する役割を務めている。
「ミッシーはタイムレスな存在よ。女王のなかの女王のような人。最も偉大な人なの。一体どうすればこんなにも最高の人間になれるのかしら? でも、必ずしも順風満帆というわけではなかったの」とテヤーナ・テイラーは語っている。「ミッシーは厳しい家庭に生まれたの。彼女はほとんどの時間、他の子たちと遊ぶことも許されていなかった。けど、彼女が運命付けられていた人生を成し遂げる上で、そのことが妨げになることはなかったわ」ミュージック・ビデオはその後、「続く」という文字が映し出され、続編を予告するような終わり方で締めくくられている。
“DripDemeanor”のミュージック・ビデオはこちらから。
『アイコノロジー』はミッシー・エリオットにとって2005年に発表した『ザ・クックブック』以来、14年ぶりとなるシングル以外でのオリジナル作品となっている。『NME』は同作について3つ星をつけたレヴューで次のように評している。「とどのつまり、ミッシー・エリオットは『アイコノロジー』で自身を嫌う人々に銃口を突き付け、何か言ってみろと挑戦しているのである。彼女は彼らに自身を疑わせ、道化師のごとく形成を一変させるようなヴィジョンで世界を燃やす準備をしているのだ」
ミッシー・エリオットは現地時間8月26日、2019年のMTVビデオ・ミュージック・アウォーズの授賞式で栄えあるビデオ・ヴァンガード賞を受賞しており、式典では“Lose Control”や“Pass That Dutch”、“Get Ur Freak On”といった自身のヒット曲のメドレーを披露している。
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