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ルイス・キャパルディは急速にスターダムを登り詰めた自身のキャリアに疑問を投げかけ、自身より優れているアーティストは他にもいると語っている。

現在23歳のルイス・キャパルディはアルバムをリリースする前にUKでのアリーナ・ツアーを完売させた初のアーティストとなっており、アルバムも莫大なセールスを記録しているが、その理由は「見当もつかない」と語っている。

「見当もつかないよ。 『なんで今、アリーナでやらなくちゃならないんだ?』というのが頭によぎっていることでね」とルイス・キャパルディは『ガーディアン』紙に語っている。「(成功を肯定できない)インポスター症候群だよね。みんなよりも優れてるっていうんじゃないわけだからさ。曲を書くのも歌うのもうまいってわけじゃないしね」

ルイス・キャパルディのヒット曲“Someone You Loved”は全英シングル・チャートで7週1位を獲得しており、全米シングル・チャートでも3位を記録し、2019年にイギリスで最も売れたシングルとなっている。デビュー・アルバム『ディヴァインリー・アンインスパイアード・トゥ・ア・ヘリッシュ・エクステント』は、イギリスにおいてこの8年で最高の初週売上を記録したデビュー・アルバムとなっている。

インタヴューの別の部分でルイス・キャパルディはジョー・コッカーから影響を受けたことも明かしている。

「大きな声で歌うことができるのは11歳の時からパブで演奏してたからだよね。ああいう場所では大きな声で歌わなくちゃならないわけでさ」と彼は語っている。「でも、ザ・ビートルズのドキュメンタリーかなんかでジョー・コッカーを観て、やられてしまってね。あんなふうに歌おうとしたら、そりゃひどいもんでさ。想像つくだろ。思春期の人間が声を枯れさせようとするっていうね」

「結局、18歳頃に落ちついたんだ。ここまで来るのに声に取り返しのつかないダメージを受けたかどうかはわからないけどさ。 レッスンを受けたことは一度もなかったけど、続けるためにコーチングは受けていたよ」

また、ルイス・キャパルディは「本当にひどい胃食道逆流症」に苦しんでいると明かしており、ツアー中は辛い食べ物を食べないようにしたり、アルコールを制限する必要があるという。

ルイス・キャパルディはカミラ・カベロが自身の“Someone You Loved”をBBCラジオ1の「ライヴ・ラウンジ」でカヴァーしたことについて「素晴らしい」と述べている。

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