アリアナ・グランデが、出演したラジオ番組でホストDJが彼女の音楽ではなくケータイやメイクや絵文字について尋ねた際、女性蔑視の質問だと批判している。
アリアナ・グランデは先日、ロサンゼルスのラジオ局「Power 106」を訪れ、ホストのジャスティン・クレディブルとエリック・ディー・ラックスからインタヴューを受けた。
アリアナ・グランデは、彼らが「女の子らしい」と思っている事柄について質問された後、苛立たったような様子を見せたという。
ユニコーンの絵文字は女の子向きだとか、ディナーの最中にも女の子はケータイに夢中だとか言われ続けた後、アリアナ・グランデは特にエリック・ディー・ラックスに対し、「男女の平等を分かってないんじゃないの」と発言している。
このインタヴューの様子はこちらから。
今年アリアナ・グランデはラッパーのビッグ・ショーンとの破局の後、性差別についての一文をツイッターとインスタグラムに投稿している。その中でアリアナ・グランデはメディアの中にある女性蔑視について批評し、「女がほとんどの場合に誰か1人の男の過去、現在、未来としてしか語られない世界に生きるのに飽き飽きしてる」と述べている。
アリアナ・グランデは「もし女がセックスについてオープンに語ると……彼女は辱めを受けるわ! だけど、もし男がすべての女たち(女たちって言うより、もっとよく言われるのは『メス犬』とか『売女』かな……まあ、愛らしいこと)についてラップしたり話したりすると、彼は大歓迎されるのよ」と綴っている。
彼女はさらにこう述べている。「こういうダブル・スタンダードと女性蔑視は全然なくなっていないわ。みんながデートしたり、結婚したりくっついたり、セックスしたり(しなかったり)、一緒のところを見られたりする相手のことで評価されずに、その人個人として認められる世界に住んでみたい」
このアリアナ・グランデの投稿に対しては様々なミュージシャンが励ましの言葉を寄せたが、テイラー・スウィフトもその1人で、「いつも貴女のことを誇りに思っているわ。特に今日は本当に」と書いている。
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