Valheria Rocha

Photo: Valheria Rocha

テイラー・スウィフトは、母親が癌と闘っている中で自分も癌を患っているというファンに対して1万ドル(約107万円)を寄付している。

16歳のトリニティー・フォスターとその家族はクラウドファンディング・プラットフォーム「ゴー・ファンド・ミー」で、肺にも転移しているステージ4の骨肉腫と診断された彼女の医療費負担を援助する寄付を募っている。

「私は16歳でステージ4の骨肉腫と診断されています。肺に転移もしています。自分では十分に栄養をとれないので、経管栄養のチューブを付けなくてはなりませんでした」と彼女はクラウドファンディングのページで述べている。「化学療法は本当に苦しく、それに私の保険では必要な補償が十分得られません。テンケアのような他の保険にも加入しようとしましたが、適用範囲外でした。今は私や家族にとってとてもつらい時間です。もし寄付をしてくださるなら、大変ありがたいですし助かります」

目標額は1万ドル(約107万円)に設定されていたものの、テイラー・スウィフトからの寄付があるまでは4000ドル(約43万円)にも到達していなかったという。寄付の際、テイラー・スウィフトはあたたかい言葉を寄せている。「あなたが病室でアルバムのリリース・パーティをしてくれている写真を拝見しました。あなたがそんなに優しくて、応援してくれていることに感謝を伝えたい! 早く個人的にハグしに行けたらと思っています。でも、その間にこの寄付と愛を送りたかったのです。友人よ。テイラー」

テイラー・スウィフトは母親のアンドレアが2度ガンと診断されており、最新作『ラヴァー』ではそれを受けて“Soon You’ll Get Better”という楽曲を執筆している。この曲についてテイラー・スウィフトは次のように述べている。「家族として私たちはこの曲をアルバムに入れることにしたの。すごく誇りに思うものよ。でも、つらいことだったし、歌うことができなかった。感情の面でこの曲は取り組むのが難しいものだったの」

先日、テイラー・スウィフトはロードアイランド州にある自宅に侵入したとして逮捕された容疑者が「礼儀」として靴を脱いで上がっていたことが明らかになっている。

地元紙『ザ・ウェスタリー・サン』紙によれば、ウェスタリーの地元当局は現地時間8月30日にテイラー・スウィフトの豪邸に侵入者がいるとの通報を受けて現場に駆けつけたところ、邸宅内で26歳のリチャード・ジョセフ・マキューアンを発見したという。リチャード・ジョセフ・マキューアンはフェンスを飛び越えて敷地内に侵入し、ガラスの窓を破壊したところで自動警報装置が作動したという。

リチャード・ジョセフ・マキューアンは邸宅内を逃げ回った後で、到着した警察官によって現行犯で逮捕されている。「容疑者が侵入口として使った場所でオレンジの靴を一足発見しました」とウェスリー警察で署長を務めるショーン・レイシーは『ザ・ウェスタリー・サン』紙に明かしている。「警察官が容疑者に靴を履いていなかった理由について尋ねると、彼はこう伝えました。『誰かの家に入る時は靴を脱ぎなさいと教えられてきたんだ』」

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ