ザ・ローリング・ストーンズはNASAが火星の岩石に「ローリング・ストーンズ・ロック」と命名したことが明らかになっている。
この岩石は2018年11月26日、探査機のインサイトが火星の着陸した際にエンジンに煽られる形で約1メートルほど転がったゴルフボールより少し大きめの石とのことで、赤みを帯びた地表にいくつもの窪みを残して転がったことから「ローリング・ストーンズ・ロック」と命名されたという。
「『ローリング・ストーンズ・ロック』という呼び名はこれ以上なくしっくりきます」とNASAの惑星科学部門の責任者であるロリ・グレーズは語っている。「自分たちの業績を多くの人たちと分かち合うというのはNASAの特権の一つなのです。ザ・ローリング・ストーンズがパサデナを訪れるということを知ったとき、私たちは、これこそが、世界中の彼らのファンとともにグループを祝福する最高の方法だと考えたのです」
このニュースは8月22日にザ・ローリング・ストーンズのコンサートの会場であるパサデナのローズ・ボウル・スタジアムで、メンバーの登場に先立って、俳優のロバート・ダウニー・Jr.によって発表されている。「科学と伝説的なロック・バンドの相互交流、すばらしいことだ」
発表の受けてザ・ローリング・ストーンズは次のようにコメントしている。「コンサート・ツアー『ストーンズ・ノー・フィルター』でパサデナを訪れた私たちにとって、これ以上嬉しい報せはありません。バンドの波乱に満ちた長い歴史にあっても、とりわけ忘れ難い、特別な栄誉です。この画期的な出来事を実現してくれたNASAの皆さんに心から感謝します」
先日、ザ・ローリング・ストーンズは現在開催中のアメリカ・ツアーで“Harlem Shuffle”を約30年振りに披露している。
ザ・ローリング・ストーンズは8月5日、ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで行ったライヴでボブ&アールが1963年に発表した名曲を披露している。
「今夜ここに来るまでに2本の川を渡った人はいるかい?」とミック・ジャガーは演奏をする前に観客に呼びかけている。「クイーンズから来た人は? マンハッタンから来た人は? ウエストチェスター? スタテン・アイランド? ブロンクス? ハートフォード? ニュージャージーから来た人はいるかい? ざっくりとした意味で、この地元の曲をやろうと思うんだ。”Harlem Shuffle”って曲だよ」
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.