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デイヴ・グロールはゼム・クルックド・ヴァルチャーズが再結成する可能性を示唆している。

ゼム・クルックド・ヴァルチャーズは2009年に結成されたスーパーグループで、フー・ファイターズのフロントマンであるデイヴ・グロールのほか、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・ホーミとレッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズが参加している。

バンドとしてはおよそ10年にわたってパフォーマンスを行っていないゼム・クルックド・ヴァルチャーズだが、今回デイヴ・グロールは『ガーディアン』紙とのインタヴューでゼム・クルックド・ヴァルチャーズが再結成する可能性を匂わせている。

「厳密には俺たちはまだバンドだからね」とデイヴ・グロールは語っている。

「俺たちは10年に一度練習をして、その次の10年で再登場するような奴らだからね。そうだろ? 公式に言えることはないけど、常に取り組んでいるものはあるからね」

デイヴ・グロールはバンドにレッド・ツェッペリンのベーシストであるジョン・ポール・ジョーンズが参加していることに言及して、彼の前では自分が「ミュージシャンとしてちっぽけな存在」のように思えてしまうと語っている。

「ソファでくつろいでいる時なんかは、彼がレッド・ツェペリンにいた時のことを考えなかったりするんだけどさ」とデイヴ・グロールは語っている。

「演奏が始まった瞬間に、この男に較べたら自分はミュージシャンとしてちっぽけな存在なんだっていうことを思い出させられるんだよ。彼と一緒にバンドができているなんて、いまだに信じられないね」

デイヴ・グロールは現地時間8月16日、ロンドンのモス・クラブで開催された『NME』が主催する「クラブ・NME」の復活イベントに出演している。デイヴ・グロールはこの日、リック・アストリーやフー・ファイターズのバンドメイトであるラミ・ジャフィーと共演して“Big Me”や“Times Like These”、“Everlong”、“Best of You”を初めとしたフー・ファイターズの楽曲を披露している。

「『NME』の人たちとはずっと友達だったんだ。長い間ね」とデイヴ・グロールは観客に語りかけている。

「今夜ここに入ってきた時にみんなから『何をするの?』って訊かれて、『ヒントは出さないよ』って言ってきたわけだけどさ。俺たちは何曲か演奏するんだ。こんなに多くの人たちが集まっているなんて信じられないよ。1曲以上はやらないといけないよな!」

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