ザ・1975はアメリカのテレビ番組で披露した“I Like America & America Likes Me”のパフォーマンス映像が公開されている。
“I Like America & America Likes Me”は昨年11月にリリースされたサード・アルバム『ネット上の人間関係についての簡単な調査』に収録されており、「ザ・レイト・レイト・ショウ・ウィズ・ジェームズ・コーデン」に出演したバンドは同曲を披露している。
パフォーマンスの映像はこちらから。
ザ・1975のマット・ヒーリーはイマジン・ドラゴンズとの論争について振り返っている。
ザ・1975とイマジン・ドラゴンズの論争は2017年から始まっており、マット・ヒーリーは当時次のように語っている。「イマジン・ドラゴンズの“Radioactive”みたいな曲は、“ピカチュー・バナナ”っていう名前だっていいのにね。価値がないんだからさ」
マット・ヒーリーはシカゴのラジオ局「WKQX」に出演してこの件について再び言及している。
「イマジン・ドラゴンズとの一件は知ってる? 最近、彼はオンラインで『みんなが自分のバンドにひどいことを言って、それほどよくないって言うんだ』って言ってたよね。『ビリー・コーガンがそう言うし、ザ・1975のマットがそう言うんだ』ってね。僕としては、ねえ、そんなこと言ってないよという感じなんだけどさ。もし言ったとしても、なぜ気にするんだ?っていうね。巨大なバンドにいる億万長者なんだぜ。それは引き受けるのに、批判からは免れようなんてことは言えないわけでね。それは違うと思うんだ。でも、それが言いたいことじゃないんだけどね。イマジン・ドラゴンズのことを言いたいんじゃなくて……それはどうでもいいんだ」
「ビッグになって、アメリカで最大のオルタナティヴ・バンドになり、ラジオもでかかるようになるっていうのは、音楽の中では何も言わず、言っているのは『レディオアクティヴ』とかなんとかってことなんだよ。俺の言っていること分かるかな? 何が言いたいんだよ。現実逃避以外に意味があるのだとしたら、教えてもらいたいね。このご時世、社会的にプロテスト・ミュージックは避けられてしまっているわけでね。9.11を見てみなよ。あの出来事はアメリカにとって本当につらいことで、人々はジャック・ジョンソンやノラ・ジョーンズを聴いていたんだ。誰も現実と向き合いたくなかったんだよ。俺たちは現実に向き合う必要がある。それもあって、イマジン・ドラゴンズの彼がこの前、ビルボード・ミュージック・アウォーズのステージで(個人の性的嗜好を変えようとする)転向療法がいかに間違っていて、いかにそれを改善する必要があるかについての話をしていたのを見た時に、『その調子だよ、自分のプラットフォームを活かしてくれ』って思ったんだ。そういうものであれば、俺もひどいことを言うつもりはないよ」
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