ザ・ミーターズやネヴィル・ブラザーズの活動で知られるアート・ネヴィルが亡くなった。訃報については遺族とマネージメントから発表されている。享年81歳だった。
パパ・ファンクの愛称で知られるアート・ネヴィルは1937年12月17日に生まれている。生涯を通してニューオーリンズで暮らしたアート・ネヴィルは幼い頃からピアノの演奏を始め、17歳の時にザ・ホウケッツに参加した1954年発表の“Mardi Gras Mambo”が最初のヒットとなっている。
1965年にはアート・ネヴィル&ザ・サウンズを結成し、アラン・トゥーサンのハウス・バンドに抜擢され、1968年にはザ・ミーターズとしての活動をスタートさせている。多くの名曲を残したものの、経済的な成功には恵まれず、1977年にザ・ミーターズは解散している。
同年、アート・ネヴィルは兄弟と共にネヴィル・ブラザーズを結成しており、1989年にリリースした『イエロー・ムーン』に収録の“Healing Chant”はグラミー賞で最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞を受賞している。
1994年からはファンキー・ミーターズ名義で活動しており、2009年のフジロックフェスティバルのほか、度々来日公演も行っていた。
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