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ウッドストック50周年を記念した公式フェスティバル、ウッドストック50は新たな開催地となる会場と契約を結んだことが報じられている。

ウッドストック50周年を記念した公式フェスティバルは8月16日から8月18日にわたってニューヨーク州のワトキンス・グレンで開催される予定となっていたものの、先日、同会場との契約が解除となったことが明らかになってた。

今回、ウッドストック50はニューヨーク州シラキュースの東にあるヴァーノン・ダウンズを開催地として確保したことが報じられている。ヴァーノン・ダウンズはレース場やカジノも併設された複合施設で、ホテルや競馬場も併設されている。

地元紙「ポキプシー・ジャーナル」の報道によれば、ウッドストック50とヴァーノン・ダウンズは現地時間6月25日にフェスティバルの開催地として同会場を使用することで合意に至ったという。また、同紙によればフェスティバルの開催に向けて既に地元警察も警備の準備に動き始めているという。

「ボールは我々のコートにあり、どうなるかを見てみようと思います。州にとっても、この地域にとっても魅力的なイベントになるでしょう」とヴァーノン・ダウンズの親会社であるアメリカン・レーシング&エンタテインメントで取締役を務めるジェフ・グラルは現地時間6月24日に『ポキプシー・ジャーナル』に語っていた。

フェスティバルの共同主催者にして共同プロデューサーであるマイケル・ラングは現地時間6月25日、米『ローリング・ストーン』誌とのインタヴューの中でヴァーノン・ダウンズを会場として確保したという報道については否定しなかったものの、「3箇所から4箇所ある」候補地の一つとした上で、「数日以内に明らかになるでしょうと」と述べていた。

ウッドストック50はこれまでに数々の困難に直面している。ウッドストック50は先日、財政的なパートナーだった電通イージス・ネットワーク社の撤退が発表されているほか、それを受けてヘッドライナーの1人だったザ・ブラック・キーズも出演をキャンセルしている。

フェスティバル中止の噂も絶えないウッドストック50だが、彼らは新たな財政面のパートナーとしてオッペンハイマー&Co.を確保するなど、マイケル・ラングは依然として開催を目指していくと語っている。マイケル・ラングは米『ローリング・ストーン』誌との最新インタヴューの中で、中止の噂について「僕は(中止に)向かって動いていくつもりはない」と語っている。「そういったアプローチの仕方は取りたくないんだ。楽観主義者でね。こういう時にはこの性格がかなり助けになっているよ」

ウッドストック50は8月16日から8月18日にわたって行われる予定となっており、ザ・キラーズやマイリー・サイラス、サンタナ、デッド・アンド・カンパニー、チャンス・ザ・ラッパー、ジェイ・ Z、イマジン・ドラゴンズ、ホールジーらが出演することが発表されている。

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