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レディオヘッドのフロントマンであるトム・ヨークは9月から10月にかけて行う北米ツアーの日程が新たに発表されている。

トム・ヨークについては世界各地でソロ・アルバムを予告していると見られる広告が登場している。日本でも渋谷に屋外広告が掲出されており、広告は「アニマ・テクノロジーズ」と呼ばれる企業の広告で、「ドリーム・カメラ」と題した夢を記憶できるサービスを宣伝するものとなっている。

広告には次のように記されている。「どうして夢は消えてしまうのか? これは昔からよくある話です。私たちは毎晩のように夢の中ではるか彼方の非現実的でおかしな世界を旅しています。しかし、朝になるとその世界の細部を思い出すことができません。ストーリーすら覚えていないこともあります。しかし、これはもう過去の話です。ANIMAは『ドリーム・カメラ』を開発しました。こちらのフリーダイヤルにお問い合わせいただければ、夢を何度も何度もお楽しみいただけます」

今回、それに続く形で新たな北米ツアーの日程が発表されている。

発表されたツアー日程は以下の通り。

09-26 Laval, Quebec – Place Bell
09-27 Toronto, Ontario – Scotiabank Arena
09-29 Pittsburgh, PA – Stage AE
09-30 Columbus, OH – Express Live
10-04 Austin, TX – Austin City Limits Music Festival
10-06 Atlanta, GA – Fox Theatre
10-09 New Orleans, LA – Mahalia Jackson Theatre for the Performing Arts
10-11 Austin, TX – Austin City Limits Music Festival
10-18 Berkeley, CA – Greek Theatre
10-20 Seattle, WA – Paramount Theatre
10-21 Vancouver, British Columbia – Orpheum
10-22 Portland, OR – The Arlene Schnitzer Concert Hall
10-25 Santa Barbara, CA – Santa Barbara Bowl
10-26 Las Vegas, NV – The Chelsea at the Cosmopolitan
10-29 Los Angeles, CA – Greek Theatre

昨年、トム・ヨークは政治的な内容を持ったソロ・アルバムを制作していることを明かしていた。

「これまでは政治的な音楽なんて作りたくなかったんだけどね。今やっているのはとにかくそういうものなんだ」と彼は説明している。「ナイジェル(・ゴッドリッチ)と仕上げようとしているところでね。そういう感じなんだ。常にあったものではあるんだけどね」

「すごくエレクトロニックなんだけど、これまでにやってきたものとはまったく違うんだ。今回のやり方はコンピューターに依拠しているものが真逆なんだ。おかしなやり方でスタジオで曲を作って、それを壊して、ライヴによるミックスでそれを再構築して、違うものができあがるというね。それが今レコーディングしているものだね」

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