Dan Kendall/NME

Photo: Dan Kendall/NME

レッド・ツェッペリンのロバート・プラントは新たにポッドキャストを開始することが明らかになっている。

ポッドキャストは「ディギング・ディープ:ザ・ロバート・プラント・ポッドキャスト」と題されたもので、6月3日よりアップル・ミュージックやスポティファイ、YouTubeといった各種ストリーミング・サービスで配信されるという。

公開された音源の中でロバート・プラントは次のように語っている。「アルバムを作るというのはすごくパーソナルな経験なんだ。だから、そうした環境下はできるだけ避けて、『ここから離れよう』と僕は言ってきた。でも、時にはある時点でそうした曲について語り、振り返ってみることで、驚かされることもあるわけでね。僕がどこにいるにせよ、久しぶりに今になって、そうした場所に身を置きたくなったんだ」

彼は次のように続けている。「常々の関心事やサウンド、変化などを織り交ぜながら、いろんな曲をピックアップするつもりだよ」

ポッドキャストの説明文には次のように記されている。「ロバート・プラントの音楽はミッドランズからモロッコ、ナッシュヴィルから北ウェールズまで、人生を通して世界各地へ足を伸ばした体験や、曲でも耳にできる集まった友人やその影響の産物です。このポッドキャストでは、インスピレーションやコラボレーション、音楽への関与に関する物語を語り、その目覚ましい経歴の楽曲を再訪して、バックカタログを掘り下げていきます。これは今日まで続くロバート・プラントのパーソナルかつ驚くべき旅にとっての個人的なロードマップのようなものなのです」

先日、ロバート・プラントは2005年にピンク・フロイドが行った「一度限りの再結成」ライヴが2年後のレッド・ツェッペリンの再結成ライヴに影響を与えたことを明かしている。

ピンク・フロイドは2005年7月にアフリカの貧困撲滅のためのチャリティー・イベント『ライヴ8』に出演して、ロジャー・ウォーターズやデヴィッド・ギルモア、ニック・メイソン、リチャード・ライトによる一夜限りの再結成が実現している。

「ピンク・フロイドが『ライヴ8』でやっていたことを気に入ってね。一度だけ再結成をして、そこで終わりにしたっていうさ。それも、彼らは良い目的のためにやったんだ」とロバート・プラントは語っている。「レッド・ツェッペリンも同じように、アーメットのためのチャリティ・コンサートとしてやったんだ。アーメットと僕らは本当に長い間柄だったからね。再結成を実現させるとしたら、その時だと思っていたんだ。ただ、翌年やその翌年の夏にも再結成するというアイディアには拒否反応を示してしまったんだけどね」

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