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ブルース・スプリングスティーンは自身の愛するニュージャージー州アズベリー・パークを題材にしたトム・ジョーンズによる新たなドキュメンタリー作品の制作への協力を映画祭で披露されたラフ・ショットを目にして決めたという。

当初、ブルース・スプリングスティーンの代理人がインタヴューの申し出を断ったことで、トム・ジョーンズは自身の作品『アズベリー・パーク:ライオット、レデンプション、ロックンロール』が企画倒れになることを危惧していたという。しかし、最終的にブルース・スプリングスティーンも企画に協力してくれることが明らかになっている。

「僕は企画をまとめて、ブルースのマネージメントに送ったんだけど、彼らは断ってきてね。だから、取りやめようとしてたんだ。そうしたら、アズベリー・パークで映画祭が始まって、僕が撮影した映画からの映像を見せてくれないかと頼まれたんだ」とトム・ジョーンズは「WENN」に語っている。「僕らは76本のインタヴューをやったんだけど、ブルースのはとれていなくてね。世界で最も費用のかかったホーム・ムーヴィーになるところだったんだ」

「それで、僕たちが2年前にアズベリー・パークの映画祭でそれを披露すると、ブルースは僕たちを驚かせに来てくれたんだよ……そして、彼は次の日に電話をかけてきてくれて、こう言ってくれたんだ。『やあ、本当に素晴らしいフィルムだよ。ぜひ協力させてほしいな!』ってね。ブルースは僕たちの恩人だよ……それで、こうして劇場公開できるんだからね」

「ブルースとその扱い方、それに映画のマーケティング方法には細心の注意を払ったよ。最大級の支援をしてくれた彼に、最大級の敬意で応じたかったんだ」

トム・ジョーンズはいつも、自分の人生において大きな位置を占めていたブルース・スプリングスティーンにいつの日か出会うことになるだろうと感じていたという。

「子供だった頃、ブルースはしばらくの間、僕の親友の兄と一緒に間借りをしていたんだ——まだ1枚もアルバムを出す前にね」とトム・ジョーンズは振り返っている。「彼の音楽は少年時代のサウンドトラックなんだ」

「ニュージャージーのブルースの家の隣だった家も所有していてね。彼は6ヶ月前に売ってしまっていて、一度も会えなかったんだけどさ! 彼は僕の祖父にもとても親切にしてくれたんだ、祖父は当時、80年代のことなんだけど、彼(ブルース・スプリングスティーン)の家の真向かいにあるリトル・スクールの交通指導員だったんだよ。彼はよく近くに来て挨拶してくれたそうだよ」

「彼らは友人同士で僕が一度も会ったことがないというのは皮肉だったね。この映画の最初のバージョンを撮るまで、会うことはできなかったんだ」

『アズベリー・パーク:ライオット、レデンプション、ロックンロール』は5月22日より劇場で公開される。

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