Juliens Auctions

Photo: Juliens Auctions

ジョン・レノンが個人的に所有していた、その写真が物議を醸すことになったザ・ビートルズのアルバムがオークションで、レコードでは史上3番目の高価格となる18万ポンド(約2500万円)の値を付けている。

『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』のブッチャー・カヴァーはザ・ビートルズの面々が生肉とバラバラになった赤ん坊の人形に囲まれているもので、1966年に回収されている。

この写真はオーストラリア人写真家のロバート・ウィテカーによって撮影されたもので、アメリカでアルバムがリリースされるにあたって激怒されることになった。このジャケットはベトナム戦争への抗議を示しているとも言われていた。

現地時間5月9日、リヴァプールのザ・ビートルズ・ストーリー・ミュージアムで他の様々なマーチャンダイズと共にジョン・レノン所有のブッチャー・カヴァーは匿名のアメリカ人コレクターに売却されている。

ブッチャー・カヴァーはリリース時、バンドがトランクと共に写っている写真に差し替えられている。このアルバムはキャピトル・レコードにとって損失をもたらした唯一のザ・ビートルズのアルバムとも言われている。

ジョン・レノンのブッチャー・カヴァーはニューヨークの自宅の壁に飾られていたもので、その後、熱狂的なザ・ビートルズ・ファンにしてコレクターのデイヴ・モレルに贈られている。

アルバムにはジョン・レノンとポール・マッカートニー、リンゴ・スターのサインが入っており、ザ・ビートルズの3人のサインが入った唯一のブッチャー・カヴァーと見られている。

ジュリアンズ・オークションのスポークスパーソンはアメリカ人コレクターが「今後、価値が増大すると考えた投資のためにアルバムを購入した」と述べている。

代表のダレン・ジュリアンは次のように語っている。「市場はなお拡大しており、今後5年で同じアルバムが50万ドル(約5500万円)以上の価値を持つこともありうると我々は考えています」

彼は次のように続けている。「これはザ・ビートルズのブッチャー・カヴァーでは最高値であり、レコードでは史上3番目となる価格です」

他にもアメリカでの最後のパフォーマンスの際にザ・ビートルズがサインした野球ボールが75000ドル(約825万円)の値を付けている。

2015年にはリンゴ・スターが所有していた『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』がレコードで史上最高値となる79万ドル(約8700万円)で落札されている。

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