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クイーンはバンド・メンバーの総資産がエリザベス女王の資産を上回ったことが明らかになっている。

来週末に正式に発表される『サンデー・タイムズ』紙による2019年版の長者番付によれば、クイーンは現在も生存しているバンド・メンバーの総資産が4億4500万ポンド(約637億円)となり、エリザベス女王の3億7500万ポンド(約537億円)を上回っているという。

『サンデー・タイムズ』紙によれば、クイーンのメンバーであるブライアン・メイやロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンは今年、バンドの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』などの成功もあってそれぞれの資産に2500万ポンド(約35億円)が新たに加わっているという。

メンバーそれぞれの資産の内訳としては、ブライアン・メイが昨年の1億3500万ポンド (約193億円)から増加して1億6000万ポンド(約229億円)、ロジャー・テイラーが昨年の1億3000万ポンド(約186億円)から増加して1億5500万ポンド(約221億円)となっているほか、現在は活動を行っていないベーシストのジョン・ディーコンの資産は1億3000万ポンドと算出され、2006年以来となる長者番付へのランクインを果たしているという。

一方、1989年から1994年にかけて長者番付の首位を獲得していたエリザベス女王は今回、資産の算出方法が改定されて(国王に帰属する土地を管理する公的法人である)クラウン・エステートが所有する芸術作品のコレクションが女王の資産として計上されないこととなり、今回、クイーンがエリザベス女王の総資産を上回る形となっている。

今年のアカデミー賞でラミ・マレックの主演男優賞を含む4部門を受賞しているクイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』は先月、全世界の興行収入が約1000億円を突破している。

一方、映画『ボヘミアン・ラプソディ』からフレディ・マーキュリーに分配される収益については、彼が生前に遺していた遺書に基づき、彼の指名した人々の手に分配されて渡っているという。

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