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ピンク・フロイドのドラマーであるニック・メイソンはニューヨークで行った自身の公演で元バンドメイトのロジャー・ウォーターズと共演を果たしている。

ニック・メイソンは今年の3月よりニック・メイソンズ・ソーサーフル・オブ・シークレッツ名義としては初となる北米ツアーを行っており、シド・バレットが在籍していた時代のピンク・フロイドの楽曲を中心としたセットを披露している。

5人組となるニック・メイソンズ・ソーサーフル・オブ・シークレッツにはスパンダー・バレエのゲイリー・ケンプ、ピンク・フロイドのツアー・ベーシストだったガイ・プラット、ザ・ブロックヘッズのギタリストであるリー・ハリス、音楽プロデューサーで作曲家のドム・ビーケンが参加している。

今回、ニック・メイソンは現地時間4月18日にニューヨークのビーコン・シアターで行った公演にゲストとしてロジャー・ウォーターズを招いている。音楽サイト「ブルックリンヴィーガン」によれば、ニック・メイソンはロジャー・ウォーターズと共演して、ピンク・フロイドの1968年のアルバム『神秘』に収録された“Set the Controls for the Heart of the Sun”を共にパフォーマンスしたという。

「君たちは当時の僕らより良いサウンドを鳴らしているよ!」とロジャー・ウォーターズはニック・メイソンに呼びかけている。

観客が撮影した共演の模様はこちらから。

ニック・メイソンズ・ソーサーフル・オブ・シークレッツは北米ツアーを終えた後でUKとヨーロッパ・ツアーに乗り出す予定となっている。

ニック・メイソンは先日、最終的に精神疾患を患ってしまったピンク・フロイドの結成メンバーであるシド・バレットのメンタルヘルスの問題に対する、バンドの当初の反応について口を開いている。

シド・バレットはピンク・フロイドに所属していた2年間でその多産なソングライティングを発揮して、バンドのサイケデリックなサウンドの形成やロック・ミュージックの変革に貢献したことで知られている。シド・バレットは薬物使用が原因で統合失調症を患い、精神疾患をきたして1968年にピンク・フロイドを脱退している。シド・バレットは糖尿病の合併症で2006年に60歳で亡くなっている。

ニック・メイソンは米『ローリング・ストーン』誌とのインタヴューの中で“Bike”をシド・バレットが書いた曲の中でのお気に入りの一つとして挙げており、同曲について次のように語っている。「この曲の歌詞はシドらしさが溢れてる。ものすごくクレヴァーなんだ」

「楽しい曲だけど、深い悲しみもそこには含まれている。今になって聴いてみると、当時の自分たちがいかに若くて未熟だったか、そして絶望的なほどにシドの精神疾患と向き合えていなかったことに気付かされるよ」

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