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レッド・ツェッペリンのドラマーであるジョン・ボーナムの息子のジェイソン・ボーナムは16歳の頃に初めてジミー・ペイジからコカインをもらった逸話について謝罪している。

2007年に行われたレッド・ツェッペリンの一夜限りの再結成ライヴで今は亡き父親のジョン・ボーナムに代わってバンドのドラマーを務めていたジェイソン・ボーナムは今回、衛星ラジオ局「シリウスXM」の番組「ザ・ハワード・スターン・ショウ」に出演して、かつてツアー中に滞在していたホテルの一室でジミー・ペイジからコカインをもらった時のことを振り返っている。

「ジミーは僕に初めてコカインをくれた人なんだ」と彼は語っている。「彼の部屋に呼ばれた時があってね……当時、僕は16歳だったんだけどね。部屋に入ると、首輪を付けた女性が猫みたいな声を出しながら、床に寝そべっていて、彼は(コカインを)碎く道具を持っていたんだ。それで、彼が『どうぞ』ってそれを僕に渡してくれたんだよ」

「『ありがとう』って僕が受け取ると、『初めてじゃないだろう?』っていうことを言われてね。僕は『ああ、もちろんだよ』って言ったんだけどさ。それで、彼から道具を受け取って、全部吸ったんだ。そうしたら、彼がこう言ったんだよ。『父親にそっくりだな。ほら、これは俺たち全員のためのものだったんだよ』ってね」

今回、ジェイソン・ボーナムは自身のオフィシャル・ウェブサイトでこの発言について謝罪している。「2019年4月9日、ジェイソン・ボーナムはラジオでハワード・スターンのインタヴューを受けました。そこで私は伝説のバンド、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジについて事実ではない軽蔑的な発言をしました」

「私がインタヴューでしたジミー・ペイジにまつわる中傷的で軽蔑的な発言について無条件で撤回します。特に私が幼かった頃にジミー・ペイジが違法な薬物を勧めてきたことは事実ではありません」

「彼について事実無根のコメントをしたことに素直にお詫びします。ジミー・ペイジに長年持っている尊敬の念を受けて、インタヴューでこれ以上のコメントしませんし、もうこれ以上、ジミー・ペイジが名誉を傷つけられたと考えるコメントはしません」

一方、レッド・ツェッペリンはバンドの歩みを振り返るヒストリー動画の第1弾が公開されている。

第1弾の動画はファースト・アルバム『レッド・ツェッペリン』の制作を振り返るもので、アルバムが自主費用でわずか30時間でレコーディングされたこと、アートワークも含めて1782ポンドで制作されたことなどが言及されている。

公開された動画はこちらから。

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