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コートニー・ラヴは作り上げられた男性作家のペルソナについての騒動を描いた映画『J.T.リロイ(原題)』より新たな映像が公開されている。

J.T.リロイは実在していないにもかかわらず、女性のローラ・アルバートが著作を執筆する形で1999年から2005年まで実在すると誰もが思っていたアメリカの男性作家となっている。実際、当時コートニー・ラヴやマドンナもJ.T.リロイを支持する発言を行っていた。

今回、映画からはサシャというコートニー・ラヴ演じるハリウッドの疑い深いプロデューサーがクリステン・スチュワート演じる「J.T.リロイ」に扮するサヴァンナ・クヌーとミーティングを行っているシーンの映像が公開されている。公開されたシーンにはローラ・ダーン演じるサヴァンナ・クヌーの義理の姉であるローラ・アルバートも登場している。

映像は米『ローリング・ストーン』誌によって公開されたもので、映画では6年間J.T.リロイのフリを続けていたサヴァンナ・クヌーに焦点が当てられている。ローラ・アルバートは自身が作り上げた男性作家の設定を崩さないためにサヴァンナ・クヌーのジェンダーを偽る必要があり、サシャに対して彼は耳と口が不自由だと説明している。

今回公開された映像はこちらから。

『J.T.リロイ』のトレイラー映像はこちらから。

ホールのフロントウーマンで、ニルヴァーナのカート・コバーンの妻であるコートニー・ラヴは1986年に映画『シド・アンド・ナンシー』で女優としてのキャリアをスタートさせ、以来、いくつかの映画に出演している。

コートニー・ラヴはこれまでに『ラリー・フリント』(1996年)や『マン・オン・ザ・ムーン』(1999年)、『コール』(2002年)などに出演している。

ダイアン・クルーガーやジム・スタージェスらも出演している映画『J.T.リロイ』は全米で今年の4月26日に、全英で8月19日に公開される予定となっている。

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