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スマッシング・パンプキンズの元ベーシストであるダーシー・レッキーは新たなバンドと共に音楽活動に復帰する可能性が浮上している。

ダーシー・レッキーは「ストーナー・メタル・バンド」であるグレイヴ・ネクスト・ドアと共にリハーサルを行っていることが明らかになっており、音楽活動への復帰となれば、彼女にとって1999年にビリー・コーガン率いるスマッシング・パンプキンズを脱退して以来となる。しかしながら、ミシガンを拠点に活動するグレイヴ・ネクスト・ドアに彼女がどの程度参加しているかについては現時点で明らかになっていない。

グレイヴ・ネクスト・ドアは現地時間4月8日にダーシー・レッキーの自宅でスマッシング・パンプキンズの“Tonight Tonight”のミュージック・ビデオに使用されたセットの前で撮影した写真をツイッターに投稿して、次のようにツイートしている。「ブラザーであり、ギタリストのアンソニー・サレルノが、ダーシーの家にある“Tonight Tonight”のビデオで使ったセットの前で。ダーシーとの旗揚げに向けた準備中だよ」

グレイヴ・ネクスト・ドアは現地時間4月9日にダーシー・レッキーのギターの写真をバンドのフェイスブックに投稿して、キャプションに次のように投稿している。「5月のスタジオ入りに向けて、昨日は元スマッシング・パンプキンズのベーシストのダーシー・レッキーと素晴らしい練習ができたよ。彼女は素晴らしいミュージシャンさ!」

また、グレイヴ・ネクスト・ドアは続けて、ダーシー・レッキーが新たなバンドに参加したというニュースをシェアして、「彼女は素晴らしいミュージシャンだし、僕らに参加してくれることを名誉に思うよ」とキャプションに綴っている。

https://www.facebook.com/2192150391023754/photos/a.2192157631023030/2229872490584877/

ダーシー・レッキーは昨年「オルタナティヴ・ネイション」とのインタヴューでスマッシング・パンプキンズのフロントマンであるビリー・コーガンとの確執について語っている。

「(ビリーは)『スマッシング・パンプキンズは18年も(ダーシーと)一緒に演奏していない』と言ってきたわけだけど、そうよね。だって、それじゃないと再結成にならないわけでね」とダーシー・レッキーは「オルタナティヴ・ネイション」に語っている。

「彼は私にやってきて、すべてのことで演奏するように誘ったと言っているけど、それは完璧な嘘よ。彼は何にも私を誘わなかった。実際、ちょっと私の気持ちも傷ついたの。というのも、彼はソロ・アルバムのツアーをやっていて、いつ始まるのかも教えてくれなかった。私は彼にメールして、『一体、どこにいるの?』って訊いたわ。そしたら、彼は『ああ、ニューヨークなんだ。ツアーが始まったんだよ』って感じで、それで、もう一度『どこにいるの?』って訊いたら『ツアーは終わったんだ。逃してしまったね』って返ってきたの。彼は自分の前にいることが誰にとっても特権だと考えているのよ。だから、彼は私に伝える必要なんかなくて、私が誘われるなんてこともなかったのよ」

ダーシー・レッキーはバンドの過去についても語っている。「ビリーは他の人の前で恥をかかせて、屈辱を与えるのが大好きだったの。ものすごく悪質で、私が唯一抵抗する人間だった。彼とジミーがやりあったのは数度だし、ジェイムスとも5度くらいだった。でも、私と彼はいつも叫びながら、やり合ってたの。もうこれ以上抵抗できないところまできて、私はバンドを去る必要があったのよ」

ビリー・コーガンは昨年の6月にダーシー・レッキーからの批判に言及して、悪化している彼女との関係性について語っている。

「電話で話す時の彼女はいつだって愛らしくて優しかったし、それまで僕に言ってくれたことがなかったことまで言ってくれてね。僕を褒めてくれたんだよ。『あなたはたくさんの素晴らしい曲を書いたわ。私はあなたを誇りに思う。それって素晴らしいことだし、きっとあなたは父親としても素晴らしいはずよ』ってね。その当時は、もう今では大人になったと思えた人と話していた気分だったよ。そういうわけで、当初はうまくいくと思っていたんだ」とビリー・コーガンはラジオ番組「ハワード・スターン・ショウ」で語っている。

彼は次のように続けている。「けど、『君は19年間ステージに立っていないし、19年も公の場に出ていないけど、問題ないかい?』っていう具合に論理的な懸念を持ち出すと、彼女はその度に拒否してくるんだ。それで、僕の家から1時間30分しかかからないこともあって、『君に会いに行くよ』っていう連絡をしたんだけど、実現しなかったんだ。そうなると、こっちとしては『一体何が起きているんだ?』って思い始めるわけでね。『こういう枠組になって、おそらくこういう風になりそうだよ』っていうビジネス的な話を初めてした時にも、彼女はそれを拒否したんだ」

「彼女は僕たちの計画が気に入らなかったんだ。ここではその細かい部分までは話さないけど、それは不公平なものではなかったし、馬鹿げたものでもなかったよ」

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