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アヴィーチーの来たるニュー・アルバムよりアロー・ブラックがゲスト・ヴォーカルで参加した“SOS”が公開されている。

アロー・ブラックは声明で次のように述べている。「“SOS”はこの曲が書かれた時よりも時を先駆けている曲だと思っているんだ。この歌詞は明らかに彼の葛藤について書いたもので、彼の視点や彼の耳や心にアクセスするにあたって、そこに近づき、それを共有することは重要なトピックなんだよね。『助けが必要だ』ということのできる言葉を与えることについてなんだ」

日本語の字幕もつけられているメイキング動画も公開されている。

先週、アヴィーチーの遺族は死後に発表される新作をリリースすることを発表している。アルバムは6月6日にリリースされ、生前に取り組んでいた楽曲が収録される。発表によれば、一緒に取り組んでいたソングライターたちは「可能な限り、彼のヴィジョンに近づけるプロセスを続けてくれた」という。

アルバムの収益は先月発表されたティム・バークリング財団に寄付される。この財団は精神疾患や自殺防止のほか、気候変動に関する運動、開発援助、絶滅危惧種や自然保護の問題にも取り組んでいくという。

本名をティム・バークリングというアヴィーチーは2018年4月20日にオマーンのホテルの部屋で遺体で発見されている。享年28歳だった。

アヴィーチーは昨年11月にファンが参加する形で追悼イベントがストックホルムで開催されている。

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