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マドンナはポルトガルのシントラにある19世紀に建立された宮殿に馬を持ち込もうとしたとして、シントラの市長から苦言を呈されることとなっている。

マドンナは2017年から4人の養子であるデヴィッド・バンダ、マーシー・ジェームス、双子のエステラとステラと共にポルトガルで生活しており、今回、ポルトガルで“Indian Summer”と題された楽曲のミュージック・ビデオを撮影していることが報じられている。

しかしながら、マドンナはクインタ・ノヴァ・ダ・アスンシオン宮殿にサラブレッドの馬を持ち込もうとしたとして、シントラ市の市長であるバジリオ・オルタから苦言を呈されることとなっている。

『ニューヨーク・ポスト』紙のサイト「ページ・ シックス」によれば、マドンナは敷地内にある壊れやすいタイルや壁画に囲まれたアトリウムに馬を入れ、その横に寝そべりながら撮影しようとしているとして地元住民からも批判を集めていたという。

バジリオ・オルタはポルトガルの新聞『エクスプレッソ』に対してマドンナや彼女のチームからかなりのプレッシャーをかけられていることを明かしており、馬を入れる許可をもらうために、ポルトガルの首相であるアントニオ・コスタに連絡すると言われたこともあると明かしている。

「なかにはお金では買えないものもあります。いかなる条件においても、馬を宮殿内に入れることはできません……マドンナはアーティストですが、宮殿は全員のものであり、傷つけられるようなことがあってはなりません」とバジリオ・オルタは『エクスプレッソ』紙に語っている。「ポルトガルは国家としてこのような行いを許してはいけません……私は平等性を深刻に捉えています」

バジリオ・オルタはまた、宮殿内の木製の床や梁の強度が十分でない上に、馬が建物を傷つける可能性もあるとして、馬を入れることを許可するべきではないと述べている。

マドンナの代理人は一連の報道を否定して「100%作られた話」だと主張している。

マドンナは昨年10月、自身のブランドであるMDNAの仕事も行いながら、自身通算14作目となる新作アルバムについて最後の仕上げをしていることを明らかにしている。

マドンナは次のように語っている。「アルバムを仕上げているところなの。来年にはリリースするつもりよ。そう。ローズのミスト・スプレーと美容液の間で、実のところ音楽を作っているのよ。本業を止めるなんてできないわ」

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