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マイケル・ジャクソンの娘であるパリス・ジャクソンは父親の性的虐待疑惑についてのドキュメンタリー『リーヴィング・ネヴァーランド(原題)』にソーシャル・メディアで改めて言及して、一連の投稿の中でファンからの意見にも答えている。

4時間、2部構成のこの作品はウェイド・ロブソンとジェームズ・セーフチャックがマイケル・ジャクソンから性的虐待を受けていたと訴えている件に焦点を当てている。

パリス・ジャクソンは一連の投稿の中でフォロワーたちに「落ち着い」て「ウィードを吸う」ように促しているほか、父親を擁護してユーザーの1人に対して次のようにツイートしている。「……本当にこの人たちに父の名声を落とすことできると思っているの? 彼らにその可能性があると思っているわけ?」

パリス・ジャクソンによる一連のツイートはこちらから。

「(彼らはマイケル・ジャクソンの名声を落として音楽を流すのを止めさせようとしているという指摘に対し)そう、この人たちは良心ある人たち全員にそういうことをしているし、変化をもたらそうとしているけど、本当にこの人たちに父の名声を落とすことできると思っているの? 彼らにその可能性があると思っているわけ? リラックスして、落ち着いてよ」

「みんな私よりも私の人生を深刻に捉えてるわ。みんな落ち着いてよ」

「私は怒らせるつもりで落ち着いてって言ったわけじゃないわ。不当な仕打ちが人を苛立たせるもので、簡単に感情的にさせるものだっていうことは知っているけど、落ち着いて対処するほうが、大抵は怒りに任せるよりも論理的に対処できるのよ……穏やかにやったほうがいいの」

「ウィードを吸って、もっと大きな視点で捉えてみて。みんな落ち着いてよ」


「(大局的な視点とは)つまり……ラヴ・アンド・ピースだったり、そういうメッセージを伝えいくっていう姿勢じゃないの? タブロイドや嘘が大きな視点ってわけ? あなたのためにお祈りしてあげるわ」

「(記事に書かれているのは『嘘やデタラメ』だと指摘するユーザーに対して)全員が記事に対してこういう反応をしてくれれば、嘘をつくのを止めて本当のニュースを書き始めてくれるのに」

マイケル・ジャクソンの甥であるタージ・ジャクソンは先日、『NME』とのインタヴューの中で現在制作しているという『リーヴィング・ネヴァーランド』に対抗したドキュメンタリーに言及してマイケル・ジャクソンの人生を絶賛するようなものにはならないと語っている。

「(彼を祝福するような)そういうドキュメンタリーは既にたくさんあるからね」とタージ・ジャクソンは明かしている。「彼を宣伝するようなものにはならないよ。『そうだ、マイケル・ジャクソンの人道的な側面を見せよう』みたいなものではないんだ。20年から30年にかけて集めてきたすべてを見せるものになる。分かるよね?」

「1993年に彼に向けられた疑惑から始まるんだ。そこからすべてが始まったと思っているからね」とタージ・ジャクソンは続けて語り、マイケル・ジャクソンが1993年に、当時13歳だったジョーダン・“ジョーディ”・チャンドラーの父親であるエヴァン・チャンドラーから初めて性的虐待疑惑を向けられたことに言及している。

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