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レコード・ストア・デイ2019のUKでのリリース・リストが公開され、グリーン・デイやアイドルズ、フリートウッド・マック、クイーン、イギー・ポップ、プリンス、デヴィッド・ボウイ、エラスティカ、ジェフ・バックリィらの限定商品が発売されることが明らかになっている。

今年のレコード・ストア・デイは4月13日となっており、独立系レコード店で多くのアナログ盤やカセットが限定で発売される。

今年のレコード・ストア・デイに販売される限定商品として、1994年のウッドストック・フェスティバルでのライヴ音源を収録したグリーン・デイのアナログ盤や、フリートウッド・マックが1975年にリリースしたセルフタイトル作のオルタナティヴ・サウンド版、アナログ盤として初めてリリースされるエラスティカの『BBCセッション』、スティーブ・ラマクが90年代にリリースしたコンピレーション・アルバム『ロスト・オルタナティヴス』、ジェフ・バックリィが『イン・トランジション』のために収録した未公開音源集、初めてアナログ盤としてリリースされるアイドルズのEP『ミート』や『メタ』などが販売される。

また、ウィーザーはB面曲やレア曲、別ミックス音源や『ブルー・アルバム』のデモ音源を収録したカラーヴァイナル盤が『ダスティー・ジェムズ・アンド・ロウ・ナゲッツ』としてリリースされるほか、マムフォード&サンズによる『デルタ』のアコースティック・セッション集、U2の最近のライヴ音源やリミックスを収録したコンピレーション・アルバム、リリース20周年を記念したスウェードの『ヘッド・ミュージック』のアナログ盤3枚組、初めてアナログ盤としてリリースされるマイ・ケミカル・ロマンスのライヴ作品『ザ・ブラック・ パレード・イズ・デッド!』、ジョン・レノンの“Imagine”のロウ・ミックスを収めた限定盤などもリリースされる。

「レコード・ストア・デイはお祝いなんだ」とアイドルズのフロントマンであるジョー・タルボットは語っている。「芸術的な探求や誠実な職人技を祝福することで、ファンを大切にするアーティストやレーベルと心ない消費主義との間にあるギャップを埋め、ファンとアーティストの間の関係性を最高のものにするためのものなんだ」

「これは、音楽業界におけるそのどちらの側面に対しても音楽の重要性を再認識させるためのもので、レーベルやアーティスト、ファンにとって、いかにしてより美しく価値のあるものを作れるかということを促すためのものなんだ」

一方、イギー・ポップは次のように述べている。「俺の人生において、音楽は孤独を和らげるためのものだった。俺は安い小さなレコード店で他の人たちとコミュニケーションをとる方法を見つけたんだ。18歳の頃の話さ。俺にとっては劇場のような場所で、世の中の商業を垣間見ることもできたし、文化の図書館のような場所だった。10代の頃に店員として働いていたときは、ユーモアとあたたかい好奇心を持って働いていたよ」

「現代的な(音楽への)アプローチの仕方も悪くはないけど、こういうテンプレートからも栄養をもらったほうがいいんじゃないかな。地球上のどこへ行っても、レコード・ストアに夢中になっている奴らがいるんだ。いい傾向だよ。太陽の光vs薄明かり、澄き透った目vs酔っ払い、社会vs野蛮人みたいな感じでさ。だから、俺は好きなんだ」

UKでのリリース・リストはこちらから。

https://recordstoreday.co.uk/releases/rsd-2019

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