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エミネムは『ザ・マーシャル・マザーズLP』をリリースして以来、同作で経験した成功やクリエイティヴ面での産物を「ずっと追いかけていた」ことを明かしている。

デトロイト出身のエミネムが2000年の5月にリリースしたサード・アルバム『ザ・マーシャル・マザーズLP』には、“Stan”や“The Way I Am”、“The Real Slim Shady”などの楽曲が収録されており、同作は全世界で3500万枚のセールスを記録している。

エミネムは新たなVR作品『マーシャル・フロム・デトロイト』(オキュラス・ゴーやオキュラス・リフト、サムスンによるギアVRで体験可能)で行っているスウェイ・キャロウェイとのインタヴューの中で、「完璧なヴァース」を探求する過程でそれを見つけ出せたことはあると思うかという質問に答えている。

「100%正直に言うと、これはずっと感じていたことなんだけど、俺はずっと『ザ・マーシャル・マザーズLP』を追いかけていたんだ」とエミネムは語っている。「あれは瞬間を捉えたようなアルバムだったからね。言ってること分かるだろ? あのアルバムのことを振り返ると、タイムカプセルのようなものだったと思うんだよね。当時の状況だったり、人生における混乱が詰め込まれているんだ」

「たくさんのことが目まぐるしく起きていて、収拾がつかなくなっていったんだよ。当時の俺には怒りが溜まっていたんだ」とエミネムは続けている。「誰かが『昔のエミネムが恋しい』って言っているのを聞くとさ、きっと奴らが恋しいのはそういうものなんじゃないかって思うんだよね。奴らが恋しいのはそういう怒りなんだ。今の俺には当時のような怒りはないけど、同じくらいの情熱は持っている。時にはそれがうまく出てこない時もあって、『一体これはなんだよ? ちょっと待ってくれ』ってなることもあるけどね」

「自分が誰と競っているのかは分からないけど、俺が目指しているのは……新しい世代にもたくさんの素晴らしいラッパーやアーティストたちが出てきているからね。俺もそういうのは見ているし、素晴らしいことだよ。俺の中にある競争心は、その最高峰に追いつくことを目指しているんだ」

エミネムは先日、リリースから今年で20周年を迎えることを記念して『ザ・スリム・シェイディLP』の再発盤をリリースしている。

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