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トム・ヨークが初めて映画音楽を手がけたルカ・グァダニーノ監督によるカルトホラーの傑作『サスペリア』のリメイクのサウンドトラックから未発表曲を集めたEPがリリースされている。

『サスペリア』のオリジナル・サウンドトラックは昨年リリースされているが、トム・ヨークは12インチの限定盤で同作のレコーディング・セッションから生まれた未発表曲をリリースしている。

今回公開された7トラックの中にはこれまで未発表の”Unused Spell”、”A Conversation With Just Your Eyes”、”The7th7th7th7thSon”などが含まれているほか、”Volk”の別テイク、”Unmade”の新しいバージョンである“Unmade Overtones”が収録される。

EPのストリーミングはこちらから。

トム・ヨークは先日、「政治的な」ソロ・アルバムに取り組んでいることを明かしている。

「これまでは政治的な音楽なんて作りたくなかったんだけどね。今やっているのはとにかくそういうものなんだ」と彼は昨年の10月に語っている。「ナイジェル(・ゴッドリッチ)と仕上げようとしているところでね。そういう感じなんだ。常にあったものではあるんだけどね」

アルバムのサウンドについてトム・ヨークは次のように語っている。「すごくエレクトロニックなんだけど、これまでにやってきたものとはまったく違うんだ。今回のやり方はコンピューターに依拠しているものが真逆なんだ。おかしなやり方でスタジオで曲を作って、それを壊して、ライヴによるミックスでそれを再構築して、違うものができあがるというね。それが今レコーディングしているものだね」

「僕らは多くのサウンドやらエフェクトやらで即興で演奏するんだ。アルバムを作るにはすごく妙なやり方だけど、すごく楽しいんだ」コンピューターに飽きてしまったのかと尋ねられると、トム・ヨークは次のように答えている。「常に飽きてるよ」

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