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フィービー・ブリジャーズは嫌がらせなどの一連の告発記事が掲載されたライアン・アダムスについての新たな声明を発表している。

ライアン・アダムスは現地時間2月13日に、当時未成年だった女性を含む女性たちからの、感情的・精神的な虐待や支配的な嫌がらせを受けたという一連の告発記事が『ニューヨーク・タイムズ』紙に掲載されている。ライアン・アダムスを告発した女性たちの中には、フィービー・ブリジャーズや元妻のマンディ・ムーアらも含まれている。

フィービー・ブリジャーズはインスタグラムに投稿した新たな声明の中で、応援してくれる友人や家族への感謝を綴っているほか、ライアン・アダムスのような行動をしている人を目撃したら早い段階で注意するように促している。

フィービー・ブリジャーズは次のように述べている。「おかしな1週間だったわ。伝えたいことがいくつかあるの。友達やバンド、お母さんには心の底から感謝しているわ。私のことを応援してくれて、守ってくれた。今回の出来事は滅茶苦茶で、間違ったことだって言ってくれて、私が不安な気持ちを感じるのは当然だって言ってくれたの。彼らがいなかったら、私は行動を起こせていなかったと思う」

「ライアンにもネットワークがあるわ。友人やバンド、彼と仕事をしてきた人たちのネットワークがね。その中の誰一人として、彼に責任を負わせようとしなかったの。彼らは言葉や行動で、彼がやっていることは問題ないんだっていうことを伝えてしまっていたのよ。彼を守ってしまっていたの。周囲の人たちがいなかったら、彼はこんなことしていなかったはずよ。いいこと、もしもあなたの友人が滅茶苦茶なことをしていたら、それを非難しないとダメよ。本当の友達なら、あなたの意見をきちんと聞いてくれるはずだから。そうやって、こういう問題は改善されていくのよ」

フィービー・ブリジャーズの投稿はこちらから。

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It’s been a weird week and I wanted to say a couple things. Thank you from my whole fucking heart to my friends, my bands, my mom. They all supported and validated me. They told me that what had happened was fucked up and wrong, and that I was right to feel weird about it. I couldn’t have done this without them. Ryan had a network too. Friends, bands, people he worked with. None of them held him accountable. They told him, by what they said or by what they didn’t, that what he was doing was okay. They validated him. He couldn’t have done this without them. Guys, if your friend is acting fucked up, call them out. If they’re actually your friend, they’ll listen. That’s the way this all gets better.

Phoebe Bridgersさん(@_fake_nudes_)がシェアした投稿 –

フィービー・ブリジャーズは『ニューヨーク・タイムズ』紙で、2014年にライアン・アダムスと会った際に彼のスタジオに招待されたと明かしている。ライアン・アダムスはフィービー・ブリジャーズとのアルバムをリリースすることについての話し合いの場を持った後で、思わせぶりなメッセージを送ってくるようになったのだといい、その後、短期間の交際に発展したという。

ボーイジーニアスやベター・オブリヴィオン・コミュニティー・センターにも参加しているフィービー・ブリジャーズによれば、交際をスタートさせてから1週間と経たないうちにライアン・アダムスから結婚を持ち出され、ヨーロッパ・ツアーで彼の前座を務めることを持ちかけられたという。フィービー・ブリジャーズによれば、ライアン・アダムスはその後間もなくして彼女に執着するようになり、自身に常に居場所を教えることや、テレフォンセックスをするためにイベントから出るように言われ、すぐに返信を返さなければ自殺すると脅迫されるなど、精神的な嫌がらせを受けるようになったのだという。

ライアン・アダムスはフィービー・ブリジャーズと別れた後で、彼女のリリースに協力的ではなくなり、ツアーで前座を務めるという話も破談になったという。ライアン・アダムスはその後、2015年に自身のレーベルであるパックス・アムからフィービー・ブリジャーズの楽曲を3曲リリースしている。

ライアン・アダムスはその後も彼女に仕事を持ちかけ、2017年にはツアーの前座を務めてもらえるようオファーしたのだといい、フィービー・ブリジャーズはマネージャーとの入念な話し合いの末、デビュー・アルバムのリリース前のプロモーションとして彼の前座を務めることに同意したのだという。

『ニューヨーク・タイムズ』紙に掲載された告発記事を受けて、ライアン・アダムスは当時未成年だったファンと「不適切な」やり取りをした疑いでFBIが捜査に乗り出したことが報じられている。ライアン・アダムスはある女性ファンと彼女が14歳だった頃から16歳になるまで「オンライン上で性的なやり取り」をしていたとされており、「テキストメッセージでのやり取りのほか、時にはテレビ電話の最中に裸になっていたこともあった」と報じられている。

ライアン・アダムスは弁護士のアンドリュー・B・ブレトラーを通じて、一連の告発について「極めて深刻で突飛な疑惑」であり、「個人的、もしくは仕事の面で彼に失望」した「不満を持った人々の不平」に過ぎないと否定している。

ライアン・アダムスは弁護士を通じて、「ファンやミュージシャンを志す多くの人々とコミュニケーションを取る」ことはあるものの、「音楽を離れたところで誰かとオンライン上でやりとりした記憶はない」とコメントしている。また、弁護士は彼女が未成年であったことをライアン・アダムスは知らなかったとして、エイヴァがクラブでパフォーマンスしていたことや当時の写真を理由に「20歳くらい」だと思っていたと主張している。

弁護士のアンドリュー・B・ブレトラーは次のように述べている。「アダムス氏は、未成年であることを知っている相手とオンライン上で性的なやり取りをしたことはないと明白に否定しています」

ライアン・アダムスについては、告発記事を受けて『ビッグ・カラーズ』と題されたニュー・アルバムのリリースが中止になったことも報じられている。同作はライアン・アダムスが2019年にリリースを予定していた3枚の新作の最初のアルバムとして、4月19日にリリースされる予定だった。

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