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フー・ファイターズのフロントマンであるデイヴ・グロールは今週末に予定されていた2公演をキャンセルした理由や、バンドが解散しそうにない理由について語っている。

フー・ファイターズは現地時間2月15日と16日にニューオーリンズでクリスチャン・ザ・フィルモアのこけら落とし公演を行う予定だったものの、「バンドメンバーが怪我」をしてしまったためにキャンセルすることが発表されている。

デイヴ・グロールはカリフォルニア州のビヴァリー・ヒルトン・ホテルで行われたポールスター・ライヴのカンファレンスに出席して、ライヴ・ネイションのCEOであるマイケル・ラピノと行ったトーク・セッションの中で腕の手術をしなければいけなかったことを明かしている。「長年にわたって抱えていた問題でね。一巻の終わりというわけではないにせよ、手術を受ける必要があったんだ。家賃を払わなければいけないからね」とデイヴ・グロールは語っている。「いつかは腕を治さないといけないことは分かっていたから、それを早めてやることにしたんだ」

デイヴ・グロールは続けて、手術を受けたことで休息する機会ができたと語っている。「手術に送り込まれる前に、連中からは『なあ、調子が良くなるものをあげるよ』っていうことを言われてね。ようやく昼寝をすることができたと思ったよ」

デイヴ・グロールはツアーに対する思いについても語っている。「やりたくなかったら、ただの仕事になるんだろうけどさ。俺は『ステージに行って、ウイスキーでも飲んで、30000人の前で演奏しないと』なんて言ったことないからね。最高にクールなことだからね」

デイヴ・グロールは続けて、フー・ファイターズの初期の頃には「次のアルバムで止めよう」ということを考えたこともあったとしながらも、今は解散する理由が見当たらないと語っている。「今は、老夫婦の離婚を想像するような領域にまで行っているよ」とデイヴ・グロールは語っている。「もちろん離婚することもあるんだろうけど、何で? っていうさ。解散することはできないよ。今さら誰が気にするんだ? ただショウをやるまでだよ」

同じトーク・セッションの中で、デイヴ・グロールはビリー・アイリッシュを自身がかつて所属していたニルヴァーナになぞらえて語っている。「『ロックは死んだのか?』って言われているような時代に、ビリー・アイリッシュのような人を見ると、ロックンロールは死に際になんか向かってないと思うんだ」」

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