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かつてスーパーモデルとして知られていたジャニス・ディッキンソンは、エミネムが最新の楽曲で自身に性器を入れることについてラップしていることを批判している。

エミネムはロサンゼルス出身のラッパーであるブギーの“Raniy Days”に参加しており、その中でジャニス・ディッキンソンの名前に言及している。

エミネムは“Raniy Days”で次のようにラップしている。「自分のイチモツを包む手のこと以外に言うことがないんだろ/それで、それをジャニス・ディッキンソンに入れることを考えてる/(安定剤の)テマゼパムを飲んで、パニックになった時のことを想像してみるんだ」

“Raniy Days”は1月25日にリリースされたブギーの最新作『エヴリシングス・フォー・セール』に収録されている。

ジャニス・ディッキンソンは『デイリー・メール』紙のインタヴューに応じて、エミネムについて「ひどい人」だと批判している。

「初めてこの歌詞を聴いた時は驚いたわ。(ビリー・コスビーからの性的暴行を訴えた)アンドレア・コンスタンドのためにフィラディルフィアで行われたビリー・コスビーの裁判に私が出廷したことや、1982年に同意なくビリー・コスビーにレイプされたことに思いが及んで、そういった記憶が一気に蘇ってきてきたの」とジャニス・ディッキンソンは語っている。

「自分がセクシーだという意味なのか、それとも、性的暴行の被害者だから名前を出されているのかっていうことを考えたわ。セラピーを受けながら何年もかけて克服したのに、突如として、ラジオでかかったこのヒット曲に弾丸のように撃ち抜かれたの」

彼女は次のように続けている。「誤解して欲しくないんだけど、私は熱狂的なエミネムのファンよ。だけど、あの歌詞を聴いた時は、何も考えられなくなって、どう感じればいいのか分からなくなった。とても傷ついたわ」

「とても驚いたし、傷ついた。傷ついたのは、私には子供たちや4人の孫がいるからよ。私がエミネムの曲に出てくるのを聴いたら、孫たちはどう思うだろうっていうことを考えてしまったの」

「私はガンを克服したし、ビリー・コスビーの裁判へ行って、私を虐待した人とも対峙したわ。この歌詞を聴いた時はとても傷ついたけど、こんなことで挫けることはないわ。私はジャニス・ディッキンソンだから」

ジャニス・ディッキンソンはエミネムに対して当初は法的な措置を取ることも考えたものの、一種の賞賛として受け入れることにしたと語っている。

「このような文脈で曲になるのは気持ちのいいことではないけど、いずれにせよエミネムと繋がれるのは嬉しいことよ。私の中では、だって、彼は神様だから。彼に攻撃されて傷ついたことを、一つ高い次元で考えることにしたの」

エミネムは先月、同曲の中で羊とのセックスに言及したラップを披露したことでファンを困惑させている。エミネムは羊とのセックスを絶対にありえないことの比喩として用いて、最新作の『カミカゼ』が彼のこれまでの功績に傷つける可能性があるという批判に反論しているものと見られている。

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