Jenn Five/NME

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ザ・1975はダーティ・ヒットと新たにアルバム3枚をリリースする契約を結んだことが発表されている。

ダーティ・ヒットはウルフ・アリスやペール・ウェーヴス、マリカ・ハックマン、ザ・ジャパニーズ・ハウス、ノー・ローム、ベンジャミン・フランシス・レフトウィッチらが所属するレーベルとして知られ、ザ・1975は2012年のデビューEP『フェイスダウン』のリリース時からこのレーベルに所属している。ザ・1975はダーティ・ヒットからリリースした3枚のアルバムですべて全英1位を獲得しているが、ジェイミー・オーボーンは今回、彼らと新たに少なくとも3枚のアルバムをリリースする契約を結んだことを明らかにしている。

「ザ・1975はダーティ・ヒットとの契約を延長しました。ザ・1975は長らくダーティ・ヒットと共に歩むことになります」とジェイミー・オーボーンは『ミュージック・ウィーク』誌に明かしている。「彼らこそがダーティ・ヒットであり、もちろん彼らは延長してくれました。彼らとは3枚のアルバムをリリースする契約を結んでいましたが、新たに3枚のアルバムをリリースする条件で契約の延長に合意することができ、とても嬉しく思っています。私自身もメンバーも喜んでいます」

ダーティ・ヒットは、ザ・1975の音楽のリリースについてユニバーサル・ミュージック傘下のポリドール・レコードとパートナーシップを結んでいるものの、ジェイミー・オーボーンは自分たちがあくまでもインディー・レーベルであることを強調している。

「ダーティ・ヒットをユニバーサルのレーベルだと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは違います。100%独立しています」とジェイミー・オーボーンは述べている。「ザ・1975についてはインタースコープやポリドールと共同事業を行っていますが、我々を前進させてくれるような供給網を持っている方々と協力関係を結ばないという選択が、無意味で傲慢なものだと感じたことがその理由です」

ザ・1975は高い評価を得た最新作『ネット上の人間関係についての簡単な調査』を昨年リリースしており、同作は現在までに9万5405枚を売り上げている。バンドは2019年に続く新作『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム(原題)』をリリースする予定となっているほか、レディング&リーズ・フェスティバルでヘッドライナーを務めることが発表されている。

ジェイミー・オーボーンは2009年にブライアン・スミスや2017年に亡くなった元サッカー選手のウーゴ・エヒオグと共にダーティ・ヒットを設立している。ウーゴ・エヒオグはダーティ・ヒットの立ち上げの際に出資し、以降は匿名社員としてレーベルに携わっている。

ザ・1975は今年のサマーソニックに出演することが発表されている。

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