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レディオヘッドのフロントマンであるトム・ヨークは、イギリスのEU離脱に向けたテリーザ・メイ英首相のやり方を批判し、ドイツのアドルフ・ヒトラー政権である第三帝国の初期になぞらえている。

トム・ヨークは以前から保守党政権を声高に批判し続けているが、今回もツイッターの投稿でテリーザ・メイ首相を強く非難している。

トム・ヨークはテリーザ・メイ首相が移民に対して敵対的な環境を推し進めていると批判し、首相は「ヨーロッパの何百万人の命を取引の道具として」利用していると語っている。

「この国の市民と議会をおびやかすべく、この国をありとあらゆる形で無秩序に陥れてもらいてくてあんたに投票した人なんていないんだよ」とトム・ヨークは述べている。

「ヨーロッパの何百万人の命を取引の道具として議論することで、計り知れない数の困難や苦痛を生み出し、ナチスの第三帝国の初期の頃のようなを流れを引き起こして欲しくて、あんたに投票した人なんていないんだ」

彼は次のように続けている。「叫び声をあげている乗客を後ろに乗せたまま、赤バスで崖へ落っこちて欲しくて、あんたに投票した人はいないんだよ。あんたが支持すると言い張ってきたことは、何一つとして民主主義の実現になっていないわけでね。恐怖というものは21世紀のイギリス首相が使っていい武器じゃないんだよ。バスを止めてくれ……今すぐに」

トム・ヨークは以前にも、現在の保守党政権についてイギリス国民を「レミングに崖を飛び降りさせる」ように扱っていると語っている。

トム・ヨークはホラー映画『サスペリア』のリメイク版に提供したサウンドトラックのプロモーションとして行ったインタヴューのなかで、この発言をしている。レミングは餌を確保するために一定の周期で崖から落ちて集団自殺をすると言われている。

BBC 6ミュージックに出演したトム・ヨークは、このスコアを書いている間に政治的な影響がのしかかってきたかと訊かれて、次のように答えている。「ああ、オリジナル版の舞台が(公開された)1977年だとしても、すべてがなお今に通じているんだ。あの時期を参照し、あの時期の楽器を使うことを常に選んだとしても、今の立場から曲を書いているんだよ」

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