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ポール・マッカートニーはその影響的な音楽キャリアの功績を讃えて栄誉ある「ブルー・ピーター」のゴールド・バッジを授けられる1人となっている。

ポール・マッカートニーは現地時間2月7日17時30分よりCBBCで放送される番組「ブルー・ピーター」でバッジを受賞する予定となっている。「ブルー・ピーター」のゴールド・バッジはこれまでエリザベス女王、動物学者のデヴィッド・アッテンボロー、作家のJ・K・ローリング、スティーヴン・スピルバーグ、お菓子研究家のメアリー・ベリー、デヴィッド・ベッカム、エド・シーラン、マドンナらが受賞している。「ブルー・ピーター」は1958年から放送されている子ども向けバラエティ番組となっている。

ポール・マッカートニーの受賞について「ブルー・ピーター」のスタッフであるエワン・ヴィニコムは次のように語っている。「ポール・マッカートニーは『ブルー・ピーター』の世代が音楽を愛し、クリエイティヴになるように刺激してきました。『ブルー・ピーター』をまさに受賞する価値のある人物です。最も最高の賞であるゴールド・バッジでポール・マッカートニーというレジェンドを称えることができるのに興奮しています」

ポール・マッカートニーは番組に出演した際、司会のリンゼイ・ラッセルから若いミュージシャンへのアドバイスを訊かれて、次のように語っている。「唯一のアドバイスはやることだね。たくさんね。ソングライティングの授業を持ってるんだけど、最初に言うのは『いいかい、僕もその方法は分からないんだよ』ということなんだ。最初はみんな僕を見つめるんだけど、常套手段なんかないんだってことを考えるわけだよ」

「自分の曲のある曲を書いた方法は知ってるよ。でも、『そういうふうにやってみなさい』なんて言えないよね。だって、すごくパーソナルなことだからね。だから、アドバイスはなんでもやってみることだけなんだ。それもたくさんね」

受賞にあたってポール・マッカートニーは次のように述べている。「素晴らしいことだね。すごいバッジだからね。すごく誇りをもって着けることにするよ。やったね!」

ザ・ビートルズは1月30日に、ピーター・ジャクソン監督と共にバンドの最終期を捉えた新作映画が制作されることが発表されている。

アップル・コア社とウィングナット・フィルムズ社によって制作される本作は1969年1月2日から1月31日に撮影された最後のスタジオ・アルバム『レット・イット・ビー』のレコーディング風景から55時間に及ぶ未公開映像を基にしたものとなっている。その模様は1969年1月30日、ちょうど50年前にロンドンのアップル・コアの屋上で行われたルーフトップ・コンサートでクライマックスを迎えている。

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