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グラストンベリー・フェスティバルは2017年に300万ポンド(約4億3千万円)以上をチャリティーに寄付したことが明らかになっている。

ワージー・ファームで開催されるグラストンベリー・フェスティバルでは毎年、オックスファムやグリーンピースを初めとしたチャリティ団体に寄付をするための基金を募っている。また、グラストンベリー・フェスティバルの主催者は1980年代からフェスティバルでの収益を自分たちが支援する慈善団体や組織に寄付している。

今回、グラストンベリー・フェスティバルは2017年にこれまでで初めて300万ポンド(約4億3,000万円)を超える金額を寄付したことが明らかになっている。フェスティバルを主催するマイケル・イーヴィスとエミリー・イーヴィスは、オックスファムとグリーンピース、ウォーターエイドという「主に支援している3つの団体」に235万ポンド(約3億3,700万円)を寄付したことを明らかにしている。

「加えて、75万ポンド(約1億円)を超える金額を学校やスポーツ団体、反核運動団体、カーニバル・クラブを初めとした数百の団体に寄付しました」と彼らは声明で発表している。「2017年のフェスティバルに来ていただくことで貢献していただいたみなさんや、これらの寄付を実現させるために支援や時間を提供してくれた素晴らしいボランティアの方々には心から感謝致します」

グラストンベリー・フェスティバルは1年間の開催休止を経て、例年通りワージー・ファームを会場にして今年の6月26日から30日にかけて開催される。

グラストンベリー・フェスティバルの2019年のヘッドライナーとしては、現時点でストームジーが発表されているのみとなっている。

彼のキャリアでヘッドライナーを務めるのは時期尚早だという意見もある中で、エミリー・イーヴィスはストームジーをヘッドライナーに抜擢したことについて次のように述べている。「(彼をヘッドライナーにするという)アイディアが浮かんだのは2017年にアザー・ステージで彼を観た時で、その時に『彼ならヘッドライナーをできるかもしれない』と思ったのです……時々、パフォーマンスを観るだけで『この人はもう準備ができている』と思うようなことがあります。時にはそういうことが起きるのです。ストームジーがヘッドライナーを務めるにふさわしい時が来たと、私は感じたのです」

ストームジーは自身に対する批判に言及して次のように語っている。「多くのことを証明しなければいけないと思っているよ。だけど、結局のところ俺はストームジーなわけでね。この場所にふさわしい人間なんだ。これまでで最大の瞬間だよ。最も大きいステージで、キャリア史上最も多くの人たちから注目を集め、スポットライトを浴びる瞬間になるんだ。だけど、ヘッドライナーとしてグラストンベリーのヘッドライナーに相応しいパフォーマンスを観せたければ、恐れることなく、落ち着いて、順応させるしかないんだ」

今年のグラストンベリー・フェスティバルは、ストームジーの他にカイリー・ミノーグがレジェンド枠として出演することが発表されているほか、ジャネール・モネイがウェスト・ホルツ・ステージでトリを務めることが発表されている。

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