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マイ・ケミカル・ロマンスのギタリストであるフランク・アイエロはバンドが今も毎年集まってバーベキューをしているとして、メンバーがいまだ友好的な関係にあることを明かしている。

2013年に解散したマイ・ケミカル・ロマンスだが、フランク・アイエロによれば、今も毎年メンバーで集まって「ビジネスについて話し合っている」のだという。フランク・アイエロはまた、過去のバーベキューで2016年にリリースした『ブラック・パレード』の10周年記念盤について話し合ったことを明かしている。バンドによる10周年記念盤の予告を受けて、ファンの間には当時、再結成への期待が広がっていた。

「僕たちはリリースから10年になることを祝って何かしたいと思っていたんだ。それで、まだデモが残っていたし、アルバムに入らなかった曲もあったから、『これはいいね。全部一緒にしてみよう』っていうふうになったんだよ」とフランク・アイエロはラジオ番組「ザ・ダン・パトリック・ショウ」に出演して司会のシートン・オコナーに明かしている。

「毎年集まってバーベキューみたいなことをしているんだ。バーベキューをやって、子供たちを遊ばせている間に、僕たちは来年のビジネスについて話すっていうね」

「僕たちはそこで、『それは最高にクールになりそうだね。ちょっとしたトレイラー映像を出すのはどうかな。オーケー、そうしてみよう』っていうふうになったんだよ」

「担当者に僕たちの希望を伝えて、トレイラー映像を作ってもらって、それをリリースしたんだ。すると突然、『ちょっと待てよ。みんなものすごく混乱しているみたいだ』ってなったっていうね」

彼は次のように続けている。「要するにこういうことなんだ。僕たちはシアトリカルなバンドだったわけで、そういうやり方を踏襲したかったんだけどね。けど、もうバンドではないから、そういうことが難しくなっていたんだ。そのことに気がついていなかったんだよ」

フランク・アイエロは2013年のバンド解散後にソロとして活動を行っており、2019年にはフランク・アイエロ・アンド・ザ・フューチャー・ヴァイオレンツという新たなサイド・プロジェクトを始めることを明かしている。

しかしながら、マイ・ケミカル・ロマンスのフロントマンであるジェラルド・ウェイは2017年に、再結成の可能性を除外しているわけではないと語っている。

「(再結成の可能性を)除外しているわけではないけど、それと同時に、今は全員が自らの人生でそれぞれのことをやっていて、それを楽しんでいるからね」

「多くの点で、僕はそこまで恋しいと思っていないんだ」とジェラルド・ウェイは続けている。「あまりにも大きくなり過ぎて、手に負えないほどになってしまったからね。僕の精神面にも、プライベートな人生にもよくない影響があったんだ。僕が今最も幸せを感じているのは、一人一人の間にとても強い繋がりがあるということでね。僕にとって、それが他の何よりも重要なんだ」

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