ライアン・アダムスは今年『ビッグ・カラーズ』という作品を初めとした3枚のアルバムを再びリリースすると発表している。
多作なことで知られるライアン・アダムスだが、最新作は2017年発表の通算17作目『プリズナー』となっている。ライアン・アダムスが1年で3枚のアルバムをリリースしたのは2005年で、『コールド・ローゼズ』、『ジャクソンビル・シティ・ナイツ』、『29』の3枚をリリースしている。今回、ライアン・アダムスは多くの新しい音源があるとして、もう一度3枚のアルバムをリリースする見込みであるという。
「3枚のアルバムをリリースした年があったのを覚えてる?」と現地時間1月7日にライアン・アダムスはツイートしており、自身のパックス・アム・スタジオの写真と共に次のように続けている。「もう一度やってみよう」
ライアン・アダムスはその最初のアルバムとなる『ビッグ・カラーズ』のジャケットとスタジオでの映像も公開している。
Remember that year when I released 3 records.
Let's do it again pic.twitter.com/NxsUqrBYxp
— Ryan Adams (@TheRyanAdams) January 8, 2019
#BIGCOLORS pic.twitter.com/6BzPpBgnyF
— Ryan Adams (@TheRyanAdams) January 8, 2019
It's sounding fucking epic. Here it comes…
#BigColors @bluenoterecords @CapitolRecords pic.twitter.com/rARlX4Lrhg— Ryan Adams (@TheRyanAdams) January 8, 2019
昨年、ライアン・アダムスは長年お蔵入りとなっていたアルバム『ブラックホール』を含む複数のアルバムをリリースするとファンにツイートしていた。
彼は名作『ハートブレイカー』のアートワークと共に「このアルバムを書いたのは僕なんだ」と述べている。「17曲の新曲があってね。4枚のアルバムが控えているんだ。誰か聴きたい人はいる?『プリズナー2』と『プリズナー3』、『ブラックホール』、『ライヴ・アット・キャピタル・シアター』、『メイン・ストリートのならず者』のカヴァーのライヴとリハーサルなんだけど」
彼は「僕だけが喜んでて、誰もそうじゃないのか知りたくて尋ねているんだ」と続けている。2枚のライヴ・アルバムも挙げられており、これは2016年7月にニューヨーク州ポート・チェスターでインフェイマス・ストリングダスターズと共に行われた公演と、先月のニューオーリンズ・ジャズ・フェスティバルで披露されたザ・ローリング・ストーンズの全編カヴァー公演で収録されたものとなっている。
『ブラックホール』は10年以上前に遡る作品で、2015年のレコード・ストア・デイにリリースされるのではないかと報じられていたが、いまだリリースされていない。2014年、『NME』に対してアルバムには別バージョンがあることも明かしている。
「一つはヴォーカルとパフォーマンスがめちゃくちゃなものなんだ」と彼は語っている。「2つ目のバージョンは僕が混乱している時にやったものでね。完成させるためには、その部分部分を繋ぎ合わせなきゃならないんだよ。パッチワーク・キルトのようにね。というのも、いくつかのヴォーカルにはあまりにひどくて、リリースできないんだよ」
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