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クイーンのギタリストであるブライアン・メイは映画『ボヘミアン・ラプソディー』に寄せられていた批判に言及している。

『ボヘミアン・ラプソディー』は昨年、全世界の興行収入が6億ドル(約680億円)を超え、音楽伝記映画における興行記録を樹立している。しかしながら、昨年の5月に『ボヘミアン・ラプソディ』の予告編が公開された際には、同性愛者としてのフレディ・マーキュリーのセクシャリティを軽視しているとして、脚本家/プロデューサーとして知られるブライアン・フラーから批判の声が寄せられていた。

同作については他にも批判の声が寄せられていたが、主演を務めたラミ・マレックはゴールデン・グローブ賞の主演男優賞(ドラマ部門)の受賞スピーチでフレディ・マーキュリーに賛辞を送っている。ブライアン・メイはゴールデン・グローブ賞の授賞式後に、本作に対して寄せられていた批判に言及して、批評家たちが判断を下したのは早急過ぎたと指摘している。

「批評家たちは、映画を批評する代わりに予告編を批評するという過ちを犯したんだ」とブライアン・メイは「デッドライン」に語っている。「彼らは早まった結論を出してしまったんだよ。一度そうやって主張してしまったことで、もう撤回できない状況になっていたんだ」

『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーの長年の友人で、元フィアンセのメアリー・オースティンを演じているルーシー・ボイントンは以前にも映画がストレートウォッシュ(異性愛化)されているという批判について、「もどかしい」と語っていた。

「みんな何か批判するものがほしいだけで、それってちょっと迷惑よね。とりわけ、実際にそうなってしまうとね。この映画で誇りに思っていることの一つは、スキャンダルや詮索みたいなものに立ち入ってないと思えるところなの」と彼女は「デジタル・スパイ」に語っている。

「人々がこの作品に何を求めているのかが分からないわ……いつも訊かれるのは、フレディが抱えていた闇のことだったり、そういうことだから。この映画は彼を祝福するものであって、彼を讃える頌歌なのよ」

一方、議論が渦巻くなかで『ボヘミアン・ラプソディ』の監督を降板したブライアン・シンガーもまた、映画がゴールデン・グローブ賞で作品賞を受賞したことを受けて反応を示している。

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