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コーンのギタリストであるヘッドことブライアン・ウェルチはバンドの新作について改めて語っている。

ブライアン・ウェルチは今回、自身が主演する新たなドキュメンタリー作品『ラウド・クレイジー・ラヴ(原題)』のプロモーションの一環として「コンシークエンス・オブ・サウンド」とのインタヴューに応じている。ブライアン・ウェルチはその中でコーンとしての新作に言及して、「アルバムはファンにとっての嬉しいサプライズになる」としているほか、「いくつかの素晴らしいトリックを準備しているところ」だと語っている。

ブライアン・ウェルチはコーンとしてのこの1年の活動について、次のように語っている。「俺たちにはそれぞれの人生があるからね。それぞれの生活があって、3人のメンバーには幼い子供たちもいるわけでね。それで、自分たちの時間を取るために俺たちは1年間のオフを取ることにしたんだ。みんな家で子供たちと過ごす時間を楽しんでいるよ。仕事をして、休んで、また仕事をして、休んでっていう感じだね」

ブライアン・ウェルチは次のように続けている。「現状としては、まだギターのパートを終えていないんだ。ソングライティングについても終わっているのかは分からないな。たくさんのものを書いたんだけど、まだこれで終わりになったのかは分からないんだ。ベースも終わっていないしね。ほとんどの曲でドラムは撮り終えているし、ヴォーカルにも少し取り掛かり始めてはいるんだけどね」

アルバムはいつ頃のリリースが期待できそうかと訊かれると、ブライアン・ウェルチは冗談交じりに「2022年よりは遅れないよ」と答えた上で、来年のリリースを目指したいと明かしている。

「来年の終わりまでにはリリースしたいと思っているんだ。たくさんの素晴らしいバンドたちが来年は音楽をリリースしそうだよね。きっと楽しいと思うよ」

コーンのフロントマンであるジョナサン・デイヴィスは先日、現代のロック・シーンにおいてコーンらが到達したような領域に達するバンドが現れると思うかという質問に対し、「ビッグでリアルなロック・バンド」の時代は「やって来たが、過ぎ去ってしまった」と語っている。

ジョナサン・デイヴィスは先日、ポッドキャスト「ザ・ジャスタ・ショウ」に出演して、かつてコーンがそうだったように、これからロック・バンドたちのキャリアに衝撃を与えるようなビッグなバンドが出てくることがあると思うかという質問に答えている。「いや、俺たちほどの影響力のあるバンドは出てこないだろうね」とジョナサン・デイヴィスは語っている。

ブライアン・ウェルチは今回、ジョナサン・デイヴィスによる上記のコメントに言及して次のように語っている。「ジョナサンが言っていたのは、かつて『トータル・リクエスト・ライブ』のような番組をみんなが観ていたMTVの時代があったっていう意味だと思うんだ……もうそういう時代は終わったわけでさ。今はYouTubeだったり、インターネットがすべてだからね。だからもう、すべてが一極に集中するようなことは起こらないと思うんだ。今ではあらゆることが別々に成り立っているからね」

「そういうわけで、彼のそういう見方には賛成だよ。言うまでもなく、メタリカやシステム・オブ・ア・ダウンだったり、そういう巨大なバンドはいるわけだけどさ。確かにそういうバンドはいるけど、あらゆるものを一緒くたにして、全員の注目を集めることはないっていう意味でジョナサンは言ったと思うんだ。もう全員の目が一つのテレビ局に集中するなんてことは起きないわけでね。そういう時代は終わったんだ」

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