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バズコックスのピート・シェリーが心臓発作と見られる形で亡くなった。享年63歳だった。

ボルトン出身の伝説的なパンクロック・バンドのバズコックスのリード・シンガーであるピート・シェリーは現地時間12月6日に自宅のあるエストニアで亡くなっている。バンドのマネージメントがBBCに明かしている。

バズコックスは1978年のヒット曲“Ever Fallen in Love (With Someone You Shouldn’t’ve)”などで知られている。

ピート・シェリーの兄弟であるゲイリー・マクニッシュはフェイスブックで彼の訃報を伝えている。

ゲイリー・マクニッシュは次のように述べている。「これは今までで最もつらいことだけど、兄弟のピート・シェリーが朝に心臓発作を起こして 亡くなったことをみんなに伝えるよ」

ゲイリー・マクニッシュの投稿はこちらから。

https://www.facebook.com/gary.j.mcneish/posts/10157146516422044

ピート・シェリーの訃報を受けて多くの人々が彼に追悼の意を表している。

元セックス・ピストルズのベーシストであるグレン・マトロックはピート・シェリーを次のように思い返している。「ピート・シェリーの早過ぎる死を聞いて、とてもショックを受けているし、悲しんでいる。他を圧倒するようなソングライター、アーティストであり、とても優しい数少ないオリジナルのパンク・ロッカーの1人で、唯一無二の存在だった。彼の家族や友人に、心からの哀悼の意を送ります」

ザ・シャーラタンズのティム・バージェスは“Promises”がバズコックスの楽曲でお気に入りだったとツイートして、彼に追悼の意を表している。

コメディアンのデヴィッド・バディールは、ピート・シェリーの訃報よりも英テレビ番組「ラヴ・アイランド」でカップルが別れたことに憤りを感じている人々に対し、「頑固な爺さんのツイート」と評して次のように投稿している。「ここにいる人々は、『ラヴ・アイランド』でダニ・ダイアーが女と別れたことのほうが、僕に1978年のことを思い出させるピート・シェリーの死よりも憤りを感じているみたいだね」

また、トレイシー・ソーンはピート・シェリーについて「素晴らしいソングライターだった」と述べている。

オンライン上でのピート・シェリーへの追悼はこちらから。

「なんてこと。バズコックスのことは大好きだったの。そして、ピート・シェリーは素晴らしいソングライターだった。(“Sixteen Again”の歌詞を引用して)『結局のところ、人生は死への返答でしかないんだ』。安らかに」

「すごく悲しいよ。バズコックスの伝説的なピート・シェリーが亡くなったと聞いたんだ。言うまでもなく、素晴らしいソングライターだった。1978年から79年にかけての『トップ・オプ・ザ・ポップス』での初期の楽曲のパフォーマンスを楽しく見返している。圧巻だよ」

「心から狼狽えている。ピート・シェリーよ、安らかに。音楽をありがとう」

また、作家のニール・ゲイマンは「私の青春の一部が彼と共に亡くなった」とツイートしている。

バズコックスはピート・シェリーの訃報について次のように声明を発表している。「ピートの音楽は、50年に及ぶキャリアを通じて多くの世代にインスピレーションを与えてきました。バンドの一員やソロ・アーティストとして、彼は音楽業界や世界中のファンから最高の評価を得ていました」

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