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ザ・ローリング・ストーンズのギタリストであるキース・リチャーズは来たる全米ツアーについて語り、今回が最後のツアーになる可能性に言及している。

ザ・ローリング・ストーンズは先日、2019年に「ノー・フィルター」ツアーをアメリカで行うことを発表している。今回のツアーはザ・ローリング・ストーンズにとって、2015年の「ジップ・コード」ツアー以来の全米ツアーとなっている。

キース・リチャーズは米『ローリング・ストーン』誌とのインタヴューの中で、1964年に行った初めての全米ツアーと比較して最も変わったことは何かという質問に答えている。「違いは、当時はステーション・ワゴンで回っていたということだね」とキース・リチャーズは答えている。

「1960年代半ばのアメリカは、今とはまったく異なる場所だった。正直に言うと、自分がこんなにも長く続けられていることが信じられないんだけどさ。俺はこの国の成長をこの目で見てきたんだ。ほとんどのアメリカ人よりも知ってることが多いと思うよ。俺のほうが年寄りだしね!」

キース・リチャーズは現在77歳のチャーリー・ワッツのドラムプレイにも言及しており、インタヴュアーから彼が今もドラムを叩けている秘訣について訊かれると次のように答えている。「それがチャーリーだからな。それが彼の素晴らしいところなんだ。チャーリー・ワッツと一緒にやれていることは俺にとっての特権だね」

キース・リチャーズはバンドが新作をリリースする可能性も示唆しており、次のように語っている。「1ヶ月くらい前に、ミックと俺とで何日かスタジオに入ってね。いろいろと弾いたりしたんだ」

また、キース・リチャーズは今回のツアーについて「おそらく最後になるんだろうけど、分からないよ」としながらも、ライヴを行うことについては次のように語っている。「これが俺のやるべきことだからね……5万人の観客がいれば、俺にとっての家みたいなものなんだ。バンドの全員がそう思っているよ。ステージに上がる前に、よくロニー(・ウッド)とこう言っているんだ。『ステージに上がって、平和と静寂を感じようぜ』ってね」

ミック・ジャガーとチャーリー・ワッツは先日、ザ・ローリング・ストーンズのライヴを行う前に決まってやることを明かしている。

「ライヴの前、楽屋ではリラックスして、くつろぐのがいいんだ」とミック・ジャガーは語っている。「ライヴの直前は『あー!』という感じになるからね。だから、1分間ほど部屋からみんな出てもらって、落ち着いて、自分の歌い方をやるんだよ」

「ボブ・マーリーなんかをかけて、時々、動き回るんだ。それで、ダンスのウォームアップをするんだよ。あとはダンスのウォームアップのために数曲、最近の曲をかけるんだ」

また、ザ・ローリング・ストーンズの大規模展覧会「EXHIBITIONISM」が2019年3月15日より5月6日までTOC五反田メッセで開催されることが決定している。

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