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元マイ・ケミカル・ロマンスのギタリストであるフランク・アイエロは、ツイッターでマイ・ケミカル・ロマンスのアルバムが新譜として届いたとするファンと愉快なやりとりを見せている。

フランク・アイエロは現地時間11月7日に宅配便で届いた新譜の写真をインスタグラムに投稿して、キャプションに次のように綴っている。「みんなこれらのレコードを買うべきだよ……新しい『投票しました(“I Voted”)』の印になるはずだからね」

フランク・アイエロがその後ツイッターでもインスタグラムへの投稿を拡散したところ、あるファンはその返信としてフランク・アイエロの投稿に合わせてキャプションに次のように綴っている。「素晴らしい人たちからの新譜が今日宅配便で届いた」

しかし、その写真に写っていたのはマイ・ケミカル・ロマンスの4枚のアルバムで、これに対してフランク・アイエロは次のように応じている。「驚いたな……君んとこの宅配便はめちゃめちゃ遅いんだね」

フランク・アイエロとファンによる一連のやり取りはこちらから。

フランク・アイエロは昨年、マイ・ケミカル・ロマンスのフロントマンであるジェラルド・ウェイがバンドの再結成をにおわせてファンの間で噂になったことを受けて、再結成の可能性について言及している。

フランク・アイエロは次のようにツイートしている。「インタヴュアーという人たちは、100ある質問のうちの1つで過去のことを訊いて、クリックを促すために質問の答えを脈絡から外して使うことがあると思うんだ」と彼は述べている。また、マイ・ケミカル・ロマンスが2018年にレディング&リーズでヘッドライナーを務めるとボウリング・フォー・スープが語ったとされる噂については次のように応じている。「僕らがそうやって発表することにしたと思うかい? ハハハ」

マイ・ケミカル・ロマンスは2013年に解散しており、その後2016年に『ザ・ブラック・パレード』のリリース10周年を記念したアルバム『ザ・ブラック・パレード:リヴィング・ウィズ・ゴースツ』がリリースされる際に再結成の噂が広まることとなっている。

「きっとみんなを驚かせてしまったんだと思うんだ」とバンドの元ギタリストであるレイ・トロは2016年の『NME』とのインタヴューで語っている。「あれがどれだけドラマティックなものになるのか、僕らは想定できていなかったんだよ。僕たちはただ、10周年を発表するクールな方法を探っていたに過ぎなかったんだだけどさ。みんなからのリアクションにはすごく驚いたよ」

彼は次のように続けている。「すごく嬉しいことだよ。何年も経っているのに、自分の作品が今も親しまれていて、新しい聴き手も獲得しているんだからね。よく耳に入ってくることの一つが、このアルバムをリリースした時だったり、僕らが結成された時には生まれていなかった子たちがどういうわけか僕たちに夢中になってくれているっていうことでね。僕が高校時代にミスフィッツを聴いていた時のことを思い出すんだ。彼らのライヴを観ることはできなかったけど、後世に伝えられて、ある意味で神のような存在になっているわけでね。だから、マイ・ケミカル・ロマンスにもそういうことが起きているのならすごくクールだと思うんだ」

「ことあるごとに一緒に音楽を作っていたことを懐かしく思うだろうけど、それと同時に、僕らは今それぞれのプロジェクトに専念しているからね」

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