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スリップノットのドラマーであるジョーイ・ジョーディソンは「自宅にスリップノットの大量のデモ」があるとしつつも、それが日の目を見ることになるかは明らかにしていない。

ジョーイ・ジョーディソンはスリップノットの通算4作目となる『オール・ホープ・イズ・ゴーン』が10周年を迎えたことを記念して『メタル・ハマー』誌のインタヴューに応じている。

「自宅にはスリップノットの大量のデモがあるんだ」と彼は語っている。「おそらくいつかは公開されるんだろうけどね。聴かれたことがない音源でね。でも、それを他のバンドで使おうとは思ってないよ。なおスリップノットの音源として残されているんだ」

現在は様々なプロジェクトに取り組んでいるジョーイ・ジョーディソンだが、これらの音源はスリップノットに再加入することがあったら公開されるかもしれないとしている。

「スリップノット以外では使おうと思ってないからね。もし、もう一度というのがあればだよね」

横断性脊髄炎のために2013年にバンドを脱退したジョーイ・ジョーディソンだが、なお音楽面では非常に活動的であるという。

「音楽で眠って、思いついたリフで目覚めるんだ。どんな時もリフとかビートとかが流れているんだ。ミュージシャンとはそういうものなんだ。音楽を愛すれば愛するほど音楽に取り憑かれて、妙な形で孤立するんだ。それはノンストップなんだよね」

スリップノットは新作のレコーディングに入ると見られているなか、ジョーイ・ジョーディソンは回顧録を執筆していることが明らかになっている。

「出版社から2つ、3つオファーをもらっていたんだ、もちろん、新たな楽曲制作とレコーディングとツアーでとても忙しくてね、だから、本腰を入れて取りかかっていなかったんだ」

また、スリップノットは来たる通算6作目のアルバムより最初の楽曲となる新曲“All Out Life”をリリースしている。

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