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ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーとアッティカス・ロスは、俳優のジョナ・ヒルの監督デビュー作となる映画『ミッド90s(原題)』のサウンドトラックがオンラインで公開されている。

『ミッド90s』は、1990年代のロサンゼルスで生活するサニー・スリッチ演じる13歳のスティーヴィーが、複雑な家庭環境や暴力的な兄から離れるためにスケーター集団と深い友情を築いていくという物語となっている。

本作のサウンドトラックにはトレント・レズナーとアッティカス・ロスがオリジナル楽曲を提供しているほか、ニルヴァーナモリッシー、ア・トライブ・コールド・クエストらの楽曲が収録されている。

トレント・レズナーとアッティカス・ロスが提供したサウンドトラックの音源はこちらから。

ジョナ・ヒルは『ミッド90s』のプロモーションの中でトレント・レズナーやアッティカス・ロスとのやり取りについて言及しており、スカイプや電話、メールなどで毎日連絡は取り合っていたものの、実際に会うことはなかったことを明かしている。

ジョナ・ヒルは先日「ザ・トゥナイト・ショウ・スターリング・ジミー・ファロン」に出演してトレント・レズナーについて「今まで会った中で最もドライで面白い人」だと語っている。

「彼は俺のヒーローの1人なんだ」とジョナ・ヒルは語っている。「会話の最後によく、『そうそう、“Head Like A Hole”にバックシンガーが必要な時は、いつでも空いてるからね』っていうことを言ってたんだけどさ、聞き入れてもらえたことはないね」

ジョナ・ヒルは続けて予算に制限があったために映画制作会社にはサウンドトラックに支払うための予算がなかったとして、「あらゆるお気に入りのアーティスト」に自ら手紙を出す必要があったことを明かしている。

「映画に入っているすべての曲に言えるんだけど、俺はその曲を入れるためにシーンを書いたんだよ」とジョナ・ヒルは続けている。「モリッシーにも手紙を書いてね。すごく個人的な手紙だったんだけどさ。そしたらモリッシーがメールで返事をくれて、『喜んで。『ミッド90s』を楽しみにしているよ。モリッシー』って書いてくれたんだ。全部大文字で書かれていたんだけどね……俺は『モリッシーが『ミッド90s』のことを知ってくれてる! 『ミッド90s』って書いてくれてる! 俺はモリッシーの親友だ! 俺たちは親友なんだ! モリッシーと親友だ!』って興奮してたよ」

『ミッド90s』は10月19日に全米で公開されている。

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