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イアン・ブラウンはシーンへの復帰を告げるニュー・シングル“First World Problems”の宣伝ポスターが故郷のマンチェスター各地で目撃されている。

ザ・ストーン・ローゼズも2016年に新曲とツアーを発表する際にマンチェスター各地にレモンのポスターを貼って同様の予告を行っており、今回のポスターはそれに続くものとなっている。

ソロ・アルバムは2009年の『マイ・ウェイ』以降、リリースされていないイアン・ブラウンだが、昨年よりザ・ストーン・ローゼズを離れて音源に取り組んでいると噂されていた。ファンは今週イアン・ブラウンの新曲がリリースされるのではないかと推測している。

『NME』ではイアン・ブラウンの担当者に連絡を求めている。

ザ・ストーン・ローゼズは現時点で最後の公演となっている昨年6月のグラスゴー公演で、フロントマンのイアン・ブラウンが「終わることを悲しまないで、実現したことを喜んでほしい」と語ったことを受けて、これが最後のライヴになるのではないかと噂されていた。

その後、イアン・ブラウンについてはソロ・アルバムに取り組んでいることが報じられている。

ザ・ストーン・ローゼズの伝記を執筆したジョン・ロブはザ・ストーン・ローゼズとしての活動休止の噂について自身の考えを語っている。

「彼らが活動を休止したと100%公式な形で発表されたわけではないけれど、そう見えるってことだよね」とジョン・ロブは『NME』に語っている。「彼らについて言えるのは、ザ・ストーン・ローゼズに確かなことなんて一つもないということだよ。それが彼らを面白いバンドにしている要素の一つなんだ」

「僕はマニック・ストリート・プリーチャーズが大好きだけど、彼らには確固たるものがある。これは彼らへの批判とかじゃないんだ。でも、マニックスは他のメンバーの人生のためにもバンドであり続けるのが分かるだろ。ザ・ストーン・ローゼズについては、バンドを組んだ最初の日から常に波乱を含んでいるわけでね。彼らの輝きっていうのは儚く、掴みどころがなくて、消えてしまうものなんだ。一度手にしても、もう一度手放してしまうんだよ」

彼は次のように続けている。「それを手にした時というのは、そりゃあもうすごいんだ。去年、彼らがマンチェスターでやった時はマジカルだったよ。すごく素晴らしくて、パワフルなバンドだったからね」

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