GETTY

Photo: GETTY

レディー・ガガはアメリカ連邦最高裁判所の判事に指名されているブレット・カヴァノーを性的不品行で告発した大学教授のクリスティーン・ブレイジー・フォードに賛辞を送っている。

ブレット・カヴァノーは現地時間10月5日の上院議員による投票で承認されれば、最高裁の判事に終身的に任命される見込みとなっている。しかしながら、ブレット・カヴァノーについては性的不品行疑惑も挙がっており、クリスティーン・ブレイジー・フォードは2人が共に10代だった時にパーティーの場で性行為を強要されかけたと主張している。FBIは「疑惑を裏付けるものはない」とする調査結果を発表したが、民主党は調査方法に問題があったのではないかと反論している。

出演作『アリー/スター誕生』がアメリカで10月5日に公開されるレディー・ガガはテレビ番組「ザ・レイト・ショウ・ウィズ・スティーヴン・コルベア」に出演して、クリスティーン・ブレイジー・フォードの勇気を讃えている。

クリスティーン・ブレイジー・フォードの記憶が信頼できるものかどうかと訊かれたレディー・ガガは次のように答えている。「そう思うわ……暴行を受けたり、トラウマを経験した人というのは、科学的な証拠が残るの。生物学的なことよ。その人が、脳が変わってしまうの。それで、何が起こるかというと、トラウマを受けると、それを箱に入れて、しまい込むようになる。そうやって、痛みをなんとかしていくことができるのよ」

「でも、私が見ていて思うのは、この女性は裁判官のブレット・カヴァノーがこの国の司法界の権力において最も高い地位となる可能性があるというのを見て、それがきっかけで箱が開き、その時にはこの国を守るために、それを世間に公表するに足る勇気を持っていたのよ」

レディー・ガガが語る映像はこちらから。

本日10月5日には『アリー/スター誕生』のサウンドトラックもリリースされている。

サウンドトラックのストリーミングはこちらから。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ